「もっと先のことを考えてよ!」と子どもに思ったら。。。 - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)

閲覧数順 2024年05月01日更新

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「もっと先のことを考えてよ!」と子どもに思ったら。。。

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  1. 育児・教育
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教育というのは、大きく2つに分けることができます



1つは「対処」


現状(今)ある問題点や改善点に「対処」していく




もう1つは「指導」


その子の先を「指し示し」そして「導く」





お子様の周りの人たち、定期的に関わる人はみなさん「教育者」です


教育者には、資格も学歴も必要ありません


育てたい人に定期的に関わっている時点で、その人は「教育者」であるべきです




そうなると

・家族

・学校の先生

・塾などの習い事の先生


だけでなく、週に1度は来る親戚も教育者といえるかもしれません





では、その教育者のなかに


「指導」をしている人が、何人いますか?



どの教育者も、「対処」だけを与えていませんか?





これは、お子様を見ればわかります


お子様が「今のことしか」考えていない期間が3か月以上続けば・・・

周りに「先を見ている人」はいないと考えていいでしょう



お子様が「先のことを考えた」言動を、たまにでもしているのであれば・・・

周りに「先を見ている人」が必ずいます





将来のことを考えなさい!


と言っているけど、お子様が全く先を考えた言動をしていないのであれば

周りに誰も「指導者」がいないわけです





先を見ている教育者が多ければ多いほど

影響する時間が長いほど

お子様は「先を見た」言動をします






「今のままではダメだというのをわかってほしい」

「このままだと将来、絶対に困るのに・・・」


という保護者の方の相談は年々増えています






お子様に「先のことを考えた」言動をしてもらいたい方は・・・


この3つのうち、始められるものから始めてみてください!


その1:自分自身が「先を見ている人」になりましょう


 一番簡単な方法です。

あなた自身が、お子様に対して「指導」をすればいいのです。指導と言っても、勉強を教えるわけではありません。お子様に対する将来の希望を、語り続けてください。それだけでいいです。

「こうなってほしい」「こういう大人にはならないでほしい」具体的でなくてもいいです。1日1回でもいいです。お子様に対して語ってください。


こんなことで変わるのか?と思うかもしれませんが、先のことを考えられるお子様の周りには必ず「先のことを語る」人がいます。まずは、あなたがそうなってください。



その2:「先を見ている人」を探しましょう


 本当は、ご自身が変われば一番です。しかし、長年の子育ての方針を大きく変えていくのは難しいものです。それなら、周りで「先を見ている人」を探してください。もし見つかったら、その人とお子様が関わる時間を増やしてください。

 例えば、そういう教育方針の高校・大学に進学させる。そういう方針の塾や家庭教師を始める。


 家族ではない人だと、どうしても関わる時間は短いですが、その人(その場所)でお子様だけでなく、保護者の方も一緒に影響を受けるつもりで飛び込んでいけば大きく変わっていくでしょう。




その3:「先を見ている人が書いたもの」を置きましょう


 これは苦肉の策です。でも、この方法でも効果はあります。

「先を見ている人が書いたもの」をお子様の周りに置いていく方法です。

例えば、本。大学受験生なら、大学受験の経験を書いた本や大学生活に関する本。

「13歳のハローワーク」のような将来を考える材料になりそうな本。

または、ブログやメルマガでもいいでしょう。先を見ている人が発信した情報を受け取らせる。


これには1つポイントがあって、それは「たくさん機会を与える」ことです。

人の場合は、定期的に、その人から指導がいきますが、本やブログは能動的にしか受け取れません。

1回、1日だけ提供するのではなく、何冊も何回も提供してください。そうすれば、どこかで少しずつ本に手を取ったり、その登録されたメルマガを読んだりします。


あなたも、登録してもいない迷惑メールが来ても、とりあえず一瞬でも目を通しますよね。


「先を見るための」刺激をたくさん浴びせるという方法です。

ビジネスマンで自己啓発本やメルマガを登録して刺激をたくさん受ける状態にしている方も多いです。




「今のままではダメだというのをわかってほしい」

「このままだと将来、絶対に困るのに・・・」

という方



お子様の環境は、周りが作るものです


子どもに変わってほしいと思うなら、周りがアクションしなくてはいけません



あなた自身が、先を見ている人になって子どもに接していきますか?



もしも


先を見ている人を周りに置いてあげたいなら、ご相談ください

ご相談メールアドレス letter@jyukuya.com


もしも


先を見るための刺激でいっぱいにさせたいなら、教育を語っているブログを探してください

(このブログも、その1つに入れていただけると幸いです)

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