お風呂で心も体もリフレッシュ

毎日30度を越え、夏らしい日が毎日続きます

先日、患者様より 「仕事がお休みの日に、自転車に乗って主人と近所の昔ながらの銭湯に行くのが楽しみ

なんです。帰りにはガリガリ君を食べて帰ったり」 というほほえましいお話を伺いました。

普段、ご夫婦で忙しくお仕事をされており、頑張りすぎが心配になるくらい、限られた時間でも、お体づくりに大変気を使ってこられている方なので、週1回のガリガリ君でご主人との楽しい時間が過ごせるなら、アイスクリームも体に悪くないかな？倍に心が温まっているんですものと思ったくらいです。

この患者様に感化され私も最近行っていなかった近所の銭湯に主人と散歩をしながら行ってみました！

温泉は大好きなので、ドライブがてら箱根にはちょこちょこ出かけていましたが、徒歩で行ける近所の銭湯に行くのは何年ぶりだったでしょう。

懐かしい下駄箱、番台のおばあちゃんに「初めて？」と顔を見るなり言われ・・。（挙動不審だったのでしょう・・）

中に入ると・・・おおお！やっぱり富士山！これぞ銭湯

古い扇風機がぐるぐる回り、マッサージチェア、ビンの牛乳、黄色い桶と昭和の雰囲気がそのまま残っていて、

昭和生まれの私には、それがまた落ち着くのかもしれませんね。

まだ明るい夕方に出かけましたが、若い世代も意外と？多く、今もこんなに銭湯を利用している人がいるんだなぁとあらためて知りました。

みんな、たわいもない家庭や仕事の話をしたり、知らない同士もあいさつしたり、笑いあったり、歩いて行ける範囲の銭湯だからこそ、自分もこの地域に住んでいる一員なんだという、普段は遠くの温泉にお客様として行っている感覚とはまた違った安心感を感じました。

クーラーで体は冷えているのに、夏はどうしてもシャワーでお風呂を済ませがちの方も多く、疲労回復、血流改善になるべく家庭でも湯船につかることを患者様にもおすすめしていますが、４５０円でこころも体もさっぱり！

小さな幸せを感じられる所がこんなに近くにあるなんて、日本の素晴らしい大衆文化をもっともっと活用すべきだなぁとあらためて思いました。

たまには、ご近所の銭湯に遊びに行ってリフレッシュというのもみなさまいかがですか？

鍼灸師　　中嶋恵子