- 坪内 康将
- 独学指導者
- 愛知県
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
「今日は、風邪で学校を休んだ」
「今日は、家族の用事で塾をお休みします」
いかなる事情であれ、学校や塾を休むことはあります
絶対に休みたくない!といっても、
身内の不幸だったりインフルエンザなど「どうしようもない」休みもあります
この、休んだとき
学校を休んだ場合は、その日の学校の勉強内容は「0」です
塾を休んだ場合は、その日の塾の勉強内容は「0」です
0
「何もない」「存在しない」ことを表す数字
その日、0であることの【恐怖】
これを、お子様・保護者の方はどれくらい感じていらっしゃるでしょう
なかには
学校を一週間休んだにも関わらず、特に焦りもなく、マイペースに勉強をしている生徒もいます
0になったということは
それだけ【遅れる】ということです
マラソンでいうとペースダウンではなく、
止まっているということです
だから、回復して復帰した後、必ずそこの分を挽回しなくてはいけません
マラソンでいうと、止まってしまった後で、みんなと同じペースで走り続けても、その止まった分だけの差は、ずっと残ったままですよね
今日は一日勉強していない
・・・これも0です
問題なのは、0になってしまうことは誰しもあるので、その後
その0を確実に埋めようとする
その考え方があるのかどうか、その手段を持っているのかどうかです
0になった後で何もしないなど、「遅れる」ことに鈍感な生徒ほど
成績は悪いのは言うまでもありません
なかには
「休んだから仕方ない」「授業がなかったんだから、できなくて当然」と思っている子も・・・
小学生の場合は、子ども自身では「遅れている」自覚もないので
保護者の方が敏感でないといけません
この感度の差が、その後のお子様の勉強能力にハッキリ出てきます
幸い、学校の授業の場合、小中高ともに1回の授業だけでは、そこまで進みません
さらに、学校の授業内容に合ったワークがあります
お子様がいらっしゃる方は
お子様が休んだら、回復後、休んだ分の「学校のワーク」をやらせておきましょう
おそらく、独学ができない子だと「全くわからない」と言い出すと思うので、ヘルプできるところはしてあげてください
小、中、高校生の方は
自分が休んだら、
回復後、休んだ分の「学校のワーク」をやっておきましょう
わからない部分もあるかもしれませんが、やってみて、○つけ、直しをするだけでも全然違いますよ
この「0への恐怖」
この感覚も独学には必要です
塾や先生に依存して管理してもらっている人は、休んで「0」になっても、その人がフォローしてくれます
これから独学をしていきたい人、自己管理していきたい人は
「0であることの怖さ」「その0を補う必要性」
を今回の記事で学んでください
間違っても、「0であることを」正当化しないように気を付けましょう
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