- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
子供の日です。
子供でもなく、子供もいない私にとっては働く日です。(笑)
皆さん、こんばんは。明日で黄金週間が終りのせいか、今日はfacebook等で美味しいものの写真が並びますね。
そろそろ仕事を切り上げたい、小坂です。
ウェブ解析をしていると大事なことは
・欲しいデータは何なのか?(興味本位の欲しいではなく、実際に必要なデータ)
・そのデータを簡単に入手する方法はないのか?(ツールでやるか、エクセルでやるかは別にして)
・データをわかりやすくする方法はないか?
・意外に重要なデータを漏らしていないか?
ということがあります。
そんなときに役立つようなものをここに書いていこうと思います。
1.排除IPアドレスの有効活用
自社からのアクセスを排除したい場合に、接続元のIPアドレスを排除設定したりしますよね?
これですが、「排除」だけではなく、「そのIPアドレスだけみたい?」ということもないですか?
例えば、
・モニター調査をしていて、協力者だけのアクセス状況を見たい
・グループ会社で規模が大きく、皆が同じIPアドレス。しかも同グループ内での発注等もそれなりの比率ある。その傾向を見たい。
・大学等、同じネットワーク内からのアクセスが多い(つまりローカルIPアドレスでの接続もある)という場合に、特定のネットワーク群に絞った解析をしたい。
・自社の営業も社内の情報収集で自社サイトを使えるようにシステムを作っているが、どの辺が有効活用されているか見たい。
等、本来は排除している人(端末やネットワーク)からのアクセスを分析したい場合ありますよね?
その場合は、排除したIPアドレスに絞って解析をすることで、その傾向を掴めます。
私も時々やっています。
2.タイトルを編集してみる
URLが整然としていれば、それで十分な場合もありますが、
ディレクトリ構造もルールがなく、URL名見ただけではわかりにくい。
と言う場合ありますね。
こういう場合に、ページタイトルで分析する場合がありますね。
でも、タイトルもわかりにくい。かと言ってサイトに手を入れられないし、ページのタイトルはSEOの観点もあるので、自由にはいじれない。
と言う場合もあります。
そういう場合はタイトルを解析ツール上だけで変えてしまえばいいのです。
ツール上でやってもいいですし、ツールで出来ない場合は、
URLと解析上のタイトル表をエクセルで作っておき、
vlookupとかで加工すればわかりやすくなります。
そんで、タイトルを「カテゴリーサービス名」等ルールを決めておく。
そうすれば、ニュースリリースだけ、商品ページだけというような絞り込みも容易に出来ます。
3.カスタム変数
GA等で自動的に用意されている「utm・・・」が代表例ですが、
カスタム変数を使うことで、知りたい情報に絞った解析が出来ます。
ここは事前に設計が必要で、関係者との共有が重要ですが、
きちんと設定し置くと、他の人が見た場合でもわかりやすくて便利です。
とりあえず、今日はここまで。
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