きれいになりたいですか?
という漠然とした問いに対し、Yesと答える女性はほぼ100パーセントだといいます。
美しさとはなんでしょうか。年齢によるもの?素敵な洋服やお化粧できれいになる事でしょうか。
確かに若い肌はそれだけで溢れる美しさがあります。綺麗になるためにクローゼットいっぱいの服や靴、引き出しを開けるとお化粧品がいくつも入っているかもしれません、おしゃれをして綺麗になるのはとっても楽しいですね
先日 女性誌のアンケートで興味深いものがありました。
きれいになりたいですか?というアンケートに対し、YESという答えが100パーセント。
なんのためにきれいになりたいですか?という問いに対しては、
1位が自分のため、2位は旦那さまや彼氏など異性にきれいと思われたい
という結果だったのでした。
その一位とニ位は僅差ではなく圧倒的に差があったのです。
多くの女性誌には”モテ髪””モテ服”など男性を意識した広告やモデルが沢山ありますが、
”モテ”のためにではなく、自分のためにきれいになりたい。
そういった意識を持っている女性が多いのですね。
なるほど
ではきれいな女性とは、美しい女性とは、なんでしょうか。
顔の造形は美しいけれどなんだかさみしそう、逆に決して美人とはいえないけれどすごく綺麗、、
などきれいだな、と思う基準は顔の造形とは違うところにあることも多いでしょう。
日々女性のおからだを診ながら、話をお聞きしながら思うこと。
きれいとは、、”自信”のように思います
自分自身が好きで、自分の自然な美しさを見せることができる女性。
自信満々な所だけではなく、弱い所もダメなところもすべて含めて、自分で認めて、好きでいる女性。
自分に自信がある女性は美しいです。
流行の服やお化粧で、常に完璧につくりこみ、すっぴんは意地でもみせられない、、など隙がない美しさはコンプレックスを隠しすぎてかえって自信のない女性に見えてしまうように思います。
”自分を好きになる” 口で言うのは簡単ですが、なかなか難しい時もあります。
人の目を気にしてしまったり、誰かと比べてしまう、過去の失敗を思い出して落ち込む、などそういった経験は誰にでもあると思います。
例えば
当院では不妊治療をしている患者様がたくさんいらっしゃいますが、なかなか思うように結果がでないとき、どうしても自分はだめだ、なにをやってもうまくいかない、と自分に自信がなくなっしまいます。
身近な人の妊娠を素直に喜ぶことができない、そんな自分が嫌になる、、
自信がなくなると、全く関係ないことに対してもネガティブな気持ちになりやすくなってしまいます。
それは体の状態に例えると毒素が溜まっている状態です。
そして長くネガティブな状態が続くことによって、それは気付かないうちに蓄積され、簡単には体外にでていってはくれません。
その毒素は体が本来持っている能力を妨げ、どんどん悪さをします。
それが表面に出てくると極端な体重の増減、肌荒れ、生理不順など、最悪の場合は病気にまでなりかねません
そして余計良い結果がでなくなってしまいます。
また、治療だけでなく仕事や家事でも嫌々何かをしていたり、ネガティブな気持ちでひとところで立ちどまっていたりすると、嫌な気持ちが渦巻きます。
心身共に疲弊し、徐々に無気力になってしまいます。
女性は感覚的にそのことを理解しています。
色々なことが、しょうがないとわかっているけれどうまくいかないとき
なんだか最近あまり肌の調子が、、と相談を受けることも少なくありません。
また、こちらから”最近肌の調子が乾燥していませんか?””赤みが少し出ているように見えますが調子はどうですか?” と伺うと、実は最近それが気になって余計元気が出ないのです、、なんていうお話もよくあります。
危険信号は早めに察知してリフレッシュしましょう。
リフレッシュの方法をたくさん持っている人は強いですね。
自分のことを好きでいるというのは
好きな人のことを思ってやってあげたいことがありますね、そのように自分のことを思って自分のためにする、人にされて嫌なことは自分にしないこと、それが大事です。
例えば、自分の決めた事を守る。
自分に自信があまりないひとは、どうしても人に合わせてしまいがちです。
今日は一人でゆっくり見たい映画があったのだけれど、、友人や旦那さんに誘われたから自分が決めていた事では無くその予定を優先。
時にはそういうこともありますが、いつも他の人に合わせてしまい、なかなか自分のやりたい事が進まない人は、自分の欲求を満たす事も大切です。
自分の欲求を満たすためにはまず自分が何を望んでいるか、なにを大切にしているかを知ることがポイントです
また、”他人は鏡”といいます。自分が自信を持って笑顔でいるためには、身近な人が笑顔であることが大切です。身近な人が喜ぶ事をする、それが自分を笑顔にするコツかもしれません。
どんなときも自分を認めてくれるような、励ましてくれるような人に会う、自分もまたそういう人になる。
そういう人を笑顔にするような人でありたい、とおもうこころ。
自分は美しくありたい、とおもうこころ。
それが美しさのポイントではないでしょうか。
どうしても、40代の人が20代の美しさを基準に目指していこうとすると歪みが起こってしまいます。
女性が自分を好きでいる時、自分を大切におもっているとき、それは目に見える形で表われ、その年相応の美しさを醸し出します。自分への信頼、自信からくる自然なその年代相応の美しさに対し、周囲は敬意を払います。
そういえばここしばらく気分が晴れ晴れとしないな、と感じるかた、 朝起きたときでも寝る前にでも鏡にむかって笑ってみてください。 バカらしいとおもっても鏡にむかって自分に優しい言葉をかけてみてください。
そして、笑顔で身近な人に優しい言葉をかけてみてください。
自信→きれいのお手伝いになるかもしれません
からだの調子、心の調子、そしてお肌の調子。 なんでもご相談くださいね。
整形外科的なことだけではなく 婦人科の治療、こころの治療、美容鍼灸、など鍼灸には色々な可能性があります。
皆様が、輝いていきいきとした毎日が送れるようお手伝いできると幸いです。
最後に
前に見た映画にでてきた印象的な言葉があります。
きれいになりたくて整形手術を繰り返し受けに病院にくる女性達を取材する人がつぶやそくコトバ。
”なぜ神は人に若さと美しさを与え、それを徐々に奪っていくのでしょう。”
それに対しもう一人は答えます。
若さとは美しさである。しかし、美しさは若さではない。
鍼灸師 石橋
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