【相談事例】ハウスメーカーとの契約に関する相談

簡単に建築工事請負契約をしてはいけない！

あるＨＭとの契約をしたが解約をしたいという相談事例は多い。

この数が月だけでも月に２，３件の割合である。

しかも、ある特定のＨＭばかりである。

契約をした方も充分な検討をしていればいいのだが、考える時間を与えない手法で契約へ持ち込む。

【手法事例】

毎月の月末近くになると、何とかキャンペーンで今月契約すれば何百万値引きするとか、太陽光発電の設備２ＫＷ分をサービスするとかで契約を迫る。

この手法は25日過ぎに切りだして、ユーザーに考える時間を与えない。

しかも、契約する図面は希望には沿っていない場合が多い。

そのため、必ず契約後には設計変更になる。

設計変更になれば、見積もりも変わり高くなる場合が大半だ。

こんな手法に乗ると、すごい追加金額が請求され、中には５００万円以上上がってしまう場合もある。

このため、契約前の話とあまりに違いすぎることになる。

また、土地がないユーザーもこの手法で囲い込をしている。

土地が決まっていない、契約もない状態で、建物の契約だけが進行する不自然な状況だ。

しかも、土地が決まらなかった場合には、解約できると契約書には書いていない。

ここからが、不信の始まりで解約の方向に向く場合が多い。

【解約したいがどうしたらいいいのか？？？】

週明けに多い電話での相談。

「●ー●●ハウスと契約したが、●●な理由で解約したい」

話を聞くとＨＭの担当者の説明不足や事実と異なる説明で契約を誘導している。

また、払ったお金も返してほしい。

状況を聞くだけでは内容が把握できないので、面談による相談を受けることになる。

その際には契約書なども確認して事情を聞き、対策を伝えることに・・・

お客さまは「騙された」と感じている。

「大手のＨＭだから大丈夫と思っていたのだが・・・、こんなにことになるとは・・・」

と意気消沈してしまう。

【契約はいつでもできる】

一世一代の買い物を何故か数日で決めてしまう。

それは、大手ＨＭの信用力。

しかし、間取りも仕様設備も決まっていない。

住まいの契約には、あまりに早すぎる。

キャンペーンはいつでもやっているはずだから、今月末に契約しなくても大丈夫だ！

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