- 原田 将孝
- GLS予備校 校長
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
講演会の翌日は、平山先生に尾道を案内していただきました。
まず最初は、車で瀬戸内しまなみ街道を通って瀬戸田に向かいました。瀬戸内海と言えばひたすら海!海!だと思っていたのですが、実際は山も多かったのが少し意外でした。
瀬戸田はゆるやかな空気が流れる、いい島でした。みかん畑、レモン畑があちこちに見られるのは知っていたのですが、ソーラーパネルと妙なモニュメントがたくさんあったのも、これまた意外でした。
極めつけは耕三寺。尾道と言えば伝統的な寺らしい寺ばかりのはずなのに、ここはなぜか妙にきらびやかな建築物、延々と続く場内アナウンス、謎のスタンプラリー、明らかに最近作っただろうと思われる妙な仏像など、怪しげなものがたくさん。しかし、ただ面白いだけではありません。登っていったところにある未来心の丘から見える光景はとても美しく、心を癒してくれました。
耕三寺を出たら、途中サンセットビーチなどに寄りつつぐるっと島を一周し、市街地に戻りました。東珍康で尾道ラーメンを食べ、その後車を降りて商店街を散策。ロープウェーで山頂に向かい、山頂からの眺めを味わいながらゆっくりと徒歩で下山しました。
あとは、北前亭と桂馬でお土産を買い、尾道駅周辺を散策してから帰途に着きました。
平山先生、お忙しい中ありがとうございました。
さて、こう書くとただ遊んだだけのように思われそうですが、そうではありません。
教育改革のためには、まずその土地の風土、文化、そこに住む人の人柄などを知り、肌で感じる必要があります。
学習の作法は普遍的なものですが、どうすれば学習の作法を浸透させられるか、というのは学校によって変わってきます。
なので、今回のような機会は必要なのです。
(最もらしい言い訳と言われればそうかもしれませんが笑)
学習の作法の浸透方法は、先生方と協力し合って一緒に作り上げていくものです。
私は、一方的に何かを考案し、それを押し付けるようなことはやりたくありませんし、それでは効果も見込めません。
今回を機に、北高でも良いものを作り上げていけることを願っています。
今週末も講演会をやりますので、差し当たりそちらを満足いく形で終えたいものです。
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