対象者は40歳〜74歳。
組合健康保険と政府管掌健康保険、それに自治体運営の国民健康保険の被保険者も対象となります。
メタボ検診での検査内容は、腹囲、血圧、血糖値、コレステロール値の測定です。
血圧、血糖値、コレステロール値はわかります。腹囲ってなんでしょうか?ウエストですよ。「男性は85センチ女性は90センチ以上のウエストだとメタボと診断されるそうです。おかしなことにこの基準は世界的にも使われているそうです。
この基準からいくと、身長200センチウエスト90センチの人はメタボと診断され、身長が150センチウエストは84の人はメタボではないと診断される訳です。
メタボ検診義務化についてはいろいろな意見があります。
厚生労働省では「医療費の3分の1を占める糖尿病など生活習慣病を予防して、結果的に、将来の医療費を抑制する取り組みです」と言っています。
素晴らしい対策に聞こえます。
この検診にかかる自己負担額は700円〜2600円程度だそうです。メタボと診断された人はその後の経過も問われるそうです。これで医療費は減るでしょうか。医療費が増える一方で経営が苦しい病院を救う施策なのではないかという意見が多いようです。
個人的には死因の1位のガン治療にもっとお金を使ってほしいと思いますね。しかしながら、義務は義務なので前向きに捉え、メタボと診断されたら頑張って対策を打ちましょう。自分の健康のです。
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ファイナンシャルプランナー 森 和彦