小日向 るり子(心理カウンセラー)- コラム「振り回す人の特徴と振り回される人の特徴 ~境界性パーソナリティ障害・補足~」 - 専門家プロファイル

小日向 るり子
感情を否定せず、まず寄り添うこと、を理念としています。

小日向 るり子

コヒナタ ルリコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
フィールマインド 代表カウンセラー
Q&A回答への評価:
4.6/24件
サービス:1件
Q&A:44件
コラム:45件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
090-5606-6857
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

振り回す人の特徴と振り回される人の特徴 ~境界性パーソナリティ障害・補足~

- good

境界性パーソナリティ障害 2015-01-17 14:16

13回にわたって掲載していた「境界性パーソナリティ障害」についてのコラム。
アクセスが非常に多く、私自身もこの障害について興味や関心を持っている方が予想以上に多いことにびっくりしています。

今回はこれまで寄せられたご相談やご質問を基に、境界性パーソナリティ障害の方の特徴と、関わってしまう方の特徴をポイントとして書いてみたいと思います。

まず、13回の連載記事の中で一番読まれている記事がこちら。
境界性パーソナリティのコラムの第3回目に書いた「態度がコロコロ変わる人」というタイトルの記事です。
http://profile.ne.jp/w/c-110924/

まず、境界性パーソナリティ障害の方の大きな特徴です。それは
他人からいきなり人間関係を切られたことがあるか
ということです。
これは友人でも恋人でも同じです。
友人であれば、いきなり連絡を切られてしまったり、着信拒否、受信拒否をされたりといったことがあるか。
恋人も同様です。いきなり音信不通にされたりメールやLINEだけで別れを告げられたりしたことはないか。
基本的にそのような人間関係が2回以上あったら、自分のパーソナリティに何らかの障害があると思っていいでしょう。障害というとダークなイメージがあるので、言い換えるとしたらパーソナリティが未熟だという感じでしょうか。

そして補足として。関わってしまう方の特徴。
境界性パーソナリティの方は社交的で人懐っこい方が多く、比較的短期間で一気に相手との距離を縮めることが上手です。それは、この障害になる方は、幼少期に寂しい気持ちを恒常的に抱えていることが多かったため、相手から好意をもたれる手段を身につけてきたからです。
生きるための手段だったわけですから、非常に高等な術です。
「私ってなぜかお騒がせな人と縁が切れない」と感じている方は、自分自身も相手との距離感がつかめていない未熟な部分があると認識する必要があります。
距離を一気につめる相手に自分自身ものめり込んでいってしまう部分をもっているということです。
そうなってしまうのは・・自分の寂しさから?孤独から?弱さから?
そういった感情を、刹那的な人とのふれあいの中で癒したいと考えている自分はいませんか?

境界性パーソナリティ障害についての最初のコラムはこちらになります。
http://profile.ne.jp/pf/kohinataruriko/c/c-109832/
興味を持った方はぜひ読んでみてください。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム