大園 エリカ(クラシックバレエ教師・振付家)- コラム「サプライズ&サプライズ!\(◎o◎)/!その②」 - 専門家プロファイル

大園 エリカ
natural & elegance

大園 エリカ

オオソノ エリカ
( 東京都 / クラシックバレエ教師・振付家 )
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
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サプライズ&サプライズ!\(◎o◎)/!その②

- good

2018-09-04 10:15

さてさて前回の続きですが、人の心を癒す力を持つ jammin'Zeb の音楽の素晴らしさは、今までにも沢山お伝えさせて頂いて参りましたので、今回は彼らの面白いトークなどから私が感じた感想や、私の勝手な思いなどをお伝えする事に致します♫

☆_(_☆_)_☆




知性派のスティーヴさんは、毎回とてもクールで落ち着いた(※或る意味"ポーカーフェイス的な"とも言える)安定した喋りで、そこからも「この人は、きっと真面目で努力の方なのだろうなぁ」という事が窺がえて、そして多分他のメンバーの方達に取っては、安心して進行を任せられる存在として頼もしく感じていらっしゃるのだろうな~という事を感じます。


そして彼は他のメンバーの方達に突っ込みを入れるのがお得意で、特に日本語が拙いレンセイさんにいぢわるな突っ込みを入れる事も多く(笑)、そこからレンセイさんとの突っ込み対決になったりして、いつも観客の笑いを誘う感じになる事が多いでしょうか♫


これは本当に信頼し合って仲が良いから生まれる笑いですね!そして今回はレンセイさんが負けじとスティーヴさんの"あまり表に感情を表さないクールな喋り方スタイル"に突っ込んでいたのも印象的でした♫ (頑張って~~~ッ!レンセイさん♫ 笑)


喋りではそんなクールなスティーヴさんですが、歌う時には非常に男性的且つ凄く情緒的になられるそのギャップが、彼のファンの方達に取っては堪らない魅力にもなっている様に思いますし、


私は彼の歌声を聴く度に、「この人は人間の生み出す声のハーモニーという調和の世界を、本当に情熱的に心から愛しているのだな~」という事が、その歌声から伝わって来るのです。(※これは左脳的クールさを持った男性性の強い方のバランスの取り方でもあります)


もしかしたら素の彼というのは非常に不器用な所があり、それを努力でカバーされて来た「努力の天才」なのかもしれませんね。(※アーティストには色々なタイプの天才がいます)


私が思うに、「この方はハーモニーという歌声を通して自分の感情や魂を開放されている」。そんな事を感じさせて頂けるほど歌っている時の彼からは、大変人間らしい豊かな感情がこちらに伝わって参りますし、


そんな彼の熱い情熱が 「jammin' Zeb を生み出す根」に成った事は間違いありませんし、いつの時代も人の心を動かすものは、純粋な心から生まれる"本物の情熱"が源にあるアートです~☆彡

(^^✿




そのスティーヴさんからも良く弄られる「突っ込まれマスコットキャラ」でもあるレンセイさんですが、今まで私が観たステージの中では今回とても頑張って、一生懸命日本語で長く喋られていた印象を受けました♫

\(◎o◎)/~✿


今回のトークの中で、彼に取っては難しいであろう日本語の単語を無事言えた後に、「今日は言えましたね~」と本人が安堵した様に言ったのですが、そこで観客席から拍手が起こると、彼は慌ててステージの前に手を振りながら出て来て、「ここは拍手要らない!」と真顔で言われたのですが、私はそこに彼のとても謙虚で可愛いお人柄を感じてしまいました♫(笑)


彼の温かいキャラクターとナイーブで繊細な感性には、きっと多くの女性が魅力を感じてしまうのではないかと私は思いますし(※優しい男性が好きな女性は多し!)、その彼の春の様な親しみ易い暖かい雰囲気&洗練度は、このグループのイメージ作りに非常に大きな貢献をされていると私は感じます。


彼の音楽に於ける素晴らしい才能は勿論、アーティストとしても、エンターティナ―としても、演劇やダンス、そして色々な楽器の演奏技術含め、舞台人として洗練された色々な才能を持たれたレンセイさんのエネルギーの源は、「決まり事や枠に捕らわれない自由さ」という領域から生まれていますね~。


これは正に"今・ここを感じて表現する"という即興も得意な「天才肌」の方が持つ特徴と資質であり、それが歌う時の彼の素晴らしいダイナミズムを生む原点でもあると私は思います。


私が思うに、彼は本当にチャーミングで温かいお人柄がとても魅力的な方ですが、それは彼の右脳と左脳のバランスが非常に良く取れている事から来る柔和さであり、故にこのメンバーの中では、実は一番精神的に成熟された"大人"であるのではないかとも私は思っています♫


何故なら人間というものは、成熟するほどに「男性性(左脳)」と「女性性(右脳)」両方が、自分の中でバランス良く取れて行くものだからなのですね。

(^^✿




それではここからは、そんな躍動的な彼らとは対照的な印象を受けるコージローさんへの感想に移ります♫

☆_(_☆_)_☆


今回のトークで、彼はメンバーの方達から「jammin のアメリカ公演の時に、コージローは自分達の音楽が現地の人に受け入れられるのかどうかという事を心配して、物凄く緊張していたよね」という話題を振られておりまして、それを聞いた私は、「え~~~!何で!?」と思ってしまいました。

\(◎o◎)/???


彼もとても繊細でナイーブな方なので、初めての経験であった海外公演ではそういう気持ちになられたのでしょうか。


これは持って生まれた資質も大きいかもしれませんし、場数を踏めば又意識が変化して来る場合もあると思いますが、これは多分「日本で生まれ、日本の社会と教育の中で持ってしまった思い癖」というものも大きい様な気が私は致します。


…というのは、日本では「感情を素直に表に出す事を良しとしない」とか、「素直に感じたまま、人の才能を褒める」或いは「自分の才能を素直に自覚する」という習慣が希薄で、


そしてもっと大事な「ありのままの自分を受け入れ、肯定的に認める」という自尊心を、何故か"傲慢"と混同して受け止める様な歪んだ文化が日本に根強く在る為に、多くの日本人の方が陥り易い"自分で気付いていない無意識の思い癖"という落とし穴があるからです。




コージローさんの持つ情緒的で真っ直ぐな表現が持ち味の個性的な歌声は本当に素晴らしく、アーティストとして世界的にも通用するものを充分持っていらっしゃるのですから、私はもっともっと自分に素直に自信を持たれて良いと思います!


自立した文化を持つ海外では、逆に「そういう自分にしかない才能を観てもらいたい!」というくらいでないと通用しないという事があるのです。…というのは、精神的に自立している彼らは、日本人の様に「他者からどう見られているか」という委縮した感覚を好まず、


「自分はこうしたい!」とか「自分が表現して創る世界はこんなに素晴らしい!」とか、「これは自分にしかできない表現スタイル」という事を伝えてくれる様な、そういう自尊心を持った自立した精神エネルギーを持つダイナミックなアーティストを求める方が断然多く好まれるからです。




クラシック・バレエの世界でも、多くの日本人ダンサーが海外のバレエ教師から指導を受ける時に、大概「(表現が)弱い」「(エネルギーが)足りない」「やり過ぎくらいで丁度良い」と評される事が多いのですが、それは育った文化から来ている精神的な部分がとても大きいという事を私は感じており、


日本ではレンセイさんは、時々「やり過ぎ」「楽しみ過ぎ」と評される事もあるらしいのですが、多分海外では「それが当たり前」という感覚で受け止める方の方が多いと私は思いますし、


そういう海外の偉大なアーティストの"魂を開放する様なダイナミズム"にも数多く触れて来た私なので、そういう「"今を感じる事"から生まれる自由さ=ダイナミズム」を表現されるアーティストには個人的にはとても魅力を感じます。


敢えて"自分を抑えて表現する中から生まれる奥行きと重み"が理解できる方達には、そういう成熟した大人にしか持てない渋さであったり、そこから生まれる品格や奥行きの深さというものに静かに心打たれるアートの世界もとてもとても魅力的なものですが、


やはり人が感動する時には、それが「その人の自然体から生まれた表現=こうしたい」である訳で、そこにもし頭で考えた「こうせねば」とか、「これをしてはいけない」とかの制限や計算があるならば、人はその「窮屈さ」の方を魂に感じてしまう事でしょう。




コージローさんの伸びやかで個性的な美しい歌声からは、癒しや情緒というリリカルな心地良さが生まれており、長年アーティストとして道を歩まれて来られたコージローさんの中には、実はもうすでにそういう自立された才能はしっかり確立されておられるのです。


でなければ私は jammin のファンにはなっていないと思いますし、何よりコージローさんの強みは「純粋な日本人である」からこそ表現できる情緒感です。


芸術を心から愛する海外の方達が一番喜ばれるのは、「その国のオリジナルの文化を感じさせてくれるもの=自分の生まれ育った国に自信と誇りを持っている事を感じさせてくれるもの」である事が大変多く(※それは彼らが自分の生まれ育った国に対して誇りを持っている事から生まれる美意識)、


そういう意味でコージローさんの持つオリエンタルな個性溢れる美声は、海外では一番喜ばれるものにも成り得るとも私は感じているのです。(※コージローさんが自分で自分を褒めない様なので、代わりに私が褒めてあげました♫ 笑)

(^^✿




…と気付けば、今回かなりお節介な事をくっちゃべっている私㋱。

(^^;



ではではここからはシモンさんに付いての今回の感想に参ります♫

☆_(_☆_)_☆


今回私はシモンさんを凄い至近距離から観させて頂き、改めて彼のそのお顔の美しさから、私は「クラシック・バレエダンサーの知性的な顔立ち」にも共通する"生きた芸術品"を間近で観させて頂いた様なお得感を感じました♫(笑)


そしてそういう彼の容姿にピッタリな、男性的で重厚でセクシーな歌声から来る表現力は、他には持つ事のできないこのグループの貴重な個性として、絶対不可欠な存在であるという事を改めて感じました♫


でも今回のトークの中で、彼は先輩であるスティーヴさんに「この男は、案外面白味のない男♫」などとイジられておりましたが…、そうなのですか~?シモンさん♫(笑)


"面白味"というのは、男性目線と女性目線ではビミョ~に違う気も私はするので、「"面白味のない"というのはどういう意味で?」と、私は客席からスティーヴさんに突っ込みたくなりましたが。(笑)


そしてこの日もシモンさんは私の期待を裏切らず、トークの最後の所でちょっと面白い語尾を発して下さって(!?笑)、それが観客からは大受けし、いつもながらそのクールでダンディな見た目とのギャップが、本当に面白くて可愛い♡と感じてしまう私なのでした♫ (笑)


ちなみに8月のコンサートの時のサイン会で、私がシモンさんに「(舞台に立っている時の)シモンさんはオシャレで素敵♫ でもトークで噛む所が可愛い♡」とお話ししたら「わざとデス♫」とお答になられておりましたが、それは本当なのでしょうか?シモンさん!(笑)


だとしたら凄い役者であるとも言えますが、その真相は彼を良く知る先輩のスティーヴさんに聞けば分かるかなぁ?(笑)


ちなみに彼はスティーヴさんの後輩という事もあってか、トークの時には始終控えめな印象がありますが(そのお姿もクールでカッコいい♡)、


私はトークされるシモンさんにもとても魅力を感じておりますし、「もっと喋って♡」と望んでおられる熱烈なファンも沢山いらっしゃるのではないでしょうか?とも感じています♫

(^^✿






彼らは"4人で一つ"のアートの世界を創り上げる素晴らしいアーティストです!~☆彡


彼らは一人一人全然違う持ち味の美声を持たれており、各々がソロでも活動できる魅力と実力を持っておられるからこそ、観客は彼らが創る"4人で一つ"の世界から生み出される「お互いを生かし合う美しい調和の世界」に魅了されるのです♫

もしこのメンバーの中の誰か一人でも欠けてしまえば、jammin' Zeb としての魅力は失われてしまう事でしょう。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡




…と以上が、今回の jammin' Zeb コンサートで私が感じた個人的感想でございます♫ (※ちなみに感想には個人差があります)

☆_(_☆_)_☆


それでは次回は、中途半端になっている「今回私が経験した個人的サプライズ」のお話しの続きを、又お伝えしようかな~と思います♫

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