EAIとERP - ITコンサルティング - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

注目のQ&AランキングRSS

対象:ITコンサルティング

お世話になります。
既存のシステムを統一して新たにシステムを構築する場合、EAIはソフト間の連携をするみたいですが、ERPとはどのように違うのでしょうか。関係会社には小さな会社もあるのでERPの導入は高くつくし、本当に使えるかどうか心配です。
EAIソフトは既存のソフトを活かすことができると思いますが、カスタマイズするのにコストがERP以上にかからないようにしたいのですが、EAIはERPの代替でいかすことが可能でしょうか。

でんきくらげさん ( 東京都 / 男性 / 45歳 )

回答:2件

導入コスト以外の検討状況はいかがでしょうか。

2009/12/13 09:51 詳細リンク

今回の御質問は主に導入コストに着目されておりますが、導入コスト以外での検討状況はいかがでしょうか。

システム統合の目的はなんでしょう。既存資産の保守の期限や保守料等はどうでしょうか。既存システムの不具合やユーザの不満はないでしょうか。業務のBPRや、マスタ統合の必要性はありますでしょうか。対象はビジネスプロセスが頻繁に変更になるような業務でしょうか。今後の接続先が増える等拡張性はどのように考えているでしょうか。流通するデータ量はどれくらいでしょうか。システムのパフォーマンスや可用性等の問題はないでしょうか。グローバルでの統合等含まれるでしょうか。利用者のITにリテラシー、新しいシステムへ変更することへの心理的な抵抗等は大きそうでしょうか。

EAIで既存システムを接続する場合、基本的に、開発期間も短く、導入コストを少なくすむことが多いと思いますので、既存システムについて、機能、パフォーマンス、保守費用等特に問題がなく、今後も利用し続けたい場合は有効な手段になると思います。
また最近はEAIは、BPMパッケージと呼ばれることが多く、業務プロセスの見直し等も同時に行うことでより効果が発揮できるでしょう。
以前はUnix環境で構築・運用するBPMパッケージがほとんどですが、最近は廉価でMSベース構築・運用するBPMパッケージもありますので、より安く、早く、ビジネスプロセスの変化に対応したい場合は非常によい手段になると思います。
一方上記のような様々な観点で検討した結果、既存のシステムの利用に限界が来ている場合は、新たにシステム再構築を検討するのも方法だと思います。

いずれにしろ、導入コスト以外の項目の検討結果も合わせて、貴社あるいは貴社グループの全体システムの統合方針を検討されることをお勧めします。また、ベンダ中立のコンサルタント等を利用し、ベンダの提案を客観的に比較評価することも、よりより結果につながるでしょう。

回答専門家

運営 事務局
運営 事務局
(東京都 / 編集部)
専門家プロファイル 
03-6869-6825
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介

専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。

運営 事務局が提供する商品・サービス

レッスン・教室

記事制作に関するご相談

記事制作に関するご相談

質問やお悩みは解決しましたか?解決していなければ...

※あなたの疑問に専門家が回答します。質問の投稿と閲覧は全て無料です。
谷口 浩一

谷口 浩一
Webプロデューサー

6 good

多くの場合、EAI導入でコストを抑えられます でも、

2009/12/04 14:27 詳細リンク

ERPは、基幹系業務を統合処理するパッケージ製品です。
財務・会計システムを中心に、生産、流通、販売、調達、人事 etc など各業務システムをコンポーネント化し、各業務を横断的に管理し経営効率を向上させるのがその導入目的です。


こんにちは。
チームデルタの谷口です。


経営のスピード化や変化への素早い対応が強く求められるようになり、主に規模の大きな企業での導入が進んできたERPですが、中堅・中小規模向けの製品もたくさんリリースされ、ASP/SaaS形態での提供も始まったようで、ERP導入も容易になってきましたね。

「ERP選択のポイント」なんて情報もあるので参考にしてみてください。


それに対し、EAIは、でんきくらげさんの言われる通り、既存のシステムや新旧の異なるシステムを連携/統合するための製品です。

社内で稼働する基幹業務系の各業務システムを、ERPパッケージ製品に一気に総取っ替えできるのであれば、それにこしたことはありませんが、企業内で稼働するシステムには、コストも含めさまざまな理由で移行できないことがあるものです。
取引先と連携したシステムなど、社内だけでは解決できないケースもあります。
そんな、多くの企業が抱える問題を解決できるのがEAI導入のメリットですね。
取引先システム、CRM、SCM、自社開発システムなど、独自仕様の各業務システムをハブシステムに統合してデータフォーマットの違いを吸収させ、メッセージ交換可能にすることで、既存システムを連携/統合します。
多くの場合、時間やコストを抑えることができます。

ただし、さきほども書いたように、ERP製品は低価格化していますし、貴社の規模、業務にフィットし、より多くの要望を満たすのがERPなのかEAIなのか、十分に比較検討してください。


ご参考になれば幸いです。


成功するWeb戦略とホームページ制作のチームデルタ
谷口浩一

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

このQ&Aに類似したQ&A

ITを活用して、業務上の課題が解決された事例 専門家プロファイルさん  2010-07-16 15:11 回答10件
XBRL GLとERP ポプラさん  2010-08-31 10:46 回答1件
非常時を想定して、Webサイトの管理を分散させたい 専門家プロファイルさん  2009-02-12 19:21 回答6件
マッチングサイトのシステム構築と方法についての質問 sakura_flowersさん  2015-04-13 19:54 回答1件
連結会計ソフト Gowestさん  2009-06-08 15:59 回答1件
専門家に質問する

タイトル必須

(全角30文字)

質問内容必須

(全角1000文字)

カテゴリ必須

ご注意ください

[1]この内容はサイト上に公開されます。

  • ご質問の内容は、回答がついた時点でサイト上に公開されます。
  • 個人や企業を特定できる情報や、他人の権利を侵害するような情報は記載しないでください。

[2]質問には回答がつかないことがあります。

  • 質問の内容や専門家の状況により、回答に時間がかかる場合があります。
気になるキーワードを入力して、必要な情報を検索してください。

表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング

対面相談

後継者がいない!事業承継安心相談

事業承継に備えて、早めに準備しましょう

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

対面相談

自社株式の相続税・贈与税をゼロに!

本当に税金かからないの?新事業承継税制について疑問に思っていることなど気軽に相談してみませんか。

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

セミナー

リーダー育成研修 ただ聴くだけの研修なんかじゃない!

考えて行動するリーダーのための考えて 行動する研修

丸本 敏久

株式会社メンタル・パワー・サポート

丸本 敏久

(心理カウンセラー)

対面相談 IT無料改善診断サービス
田中 紳詞
(経営コンサルタント/ITコンサルタント)