対象:一般歯科・歯の治療
回答数: 1件
回答数: 4件
回答数: 5件
回答:5件
認定医について
こんにちは。ティースアートのDr.TSUBAKIです。
博士号は大学などが与える学位で、課程博士と論文博士があります。これに対し、認定医、専門医、指導医は各学会が認定するものです。
認定医は研修指定病院での勤務期間や学会、講演会の出席回数を指定した上で試験を行う場合が多く、多くの学会で設定されています。
認定医
日本歯科審美学会では認定医制度があり、学会の在籍年数、学会の出席数、論文数などをクリアすると認定医試験の受験資格が得られ、年2回行われる認定医試験(症例報告と口頭試問)に合格すると認定医として正式に認定されます。年に数人しか認定されず、お金で買えることはありません。ちなみに専門医、指導医は一部の歯学系学会のみで、日本歯科審美学会にはありません。
日本歯科審美学会 全国の認定医
アメリカでは認定医をAccredited Memberといいますが、アメリカの審美歯科学会は日本より厳しい認定基準があります。またその上にさらにFellowがあります。
3つのアメリカ審美歯科学会(AACD,ASDA,AAED)の合計の日本人認定医は約30名、フェローは数名です。
アメリカ審美歯科学会(ASDA)日本人認定医
アメリカ審美歯科学会(AACD)日本人認定医
審美歯科には認定医がありますが、ホワイトニングには認定医はありません。その代り日本歯科審美学会が認定する歯科衛生士の「ホワイトニングコーディネーター」という認定制度があります。これは1日の講習と認定試験で合否を判定するもので、基礎的な知識を得ることを目的としています。
回答専門家
- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
Re:認定医が良い歯科医院の条件と聞きますが・・
私は矯正歯科専門医なので、矯正歯科の認定医、専門医、指導医について述べさせていただきます。日本においては、日本矯正歯科学会、日本成人矯正歯科学会などが、認定医、専門医、指導医の認定制度を設定しており、この様な歴史と実績を有する学会の認定制度は信頼に値すると考えてよいでしょう。アメリカ(U.S.A.)に於いては、矯正専門医になるためには、2年間の矯正科大学院の課程を修了する必要があり、この課程を卒業した歯科医だけが、矯正歯科を標榜した、矯正専門医院を開業出来ます。これは欧米ならでの、認定制度と教育制度が明確に結合した、合理的なシステムであり、私自身もこのアメリカの矯正科大学院の課程を卒業して、矯正歯科専門医になりました。
以上の事から、実績のある学会の認定制度は信頼しても良いのですが、中には不適格な団体などが
認定医、博士号、資格等を出している例も確かにありますので、注意が必要です。
私が専門としている舌側矯正に於いては、日本舌側矯正学会(JLOA)が、20年程の活動実績のもとに舌側矯正認定医制度(Active member制度)を発足し、現在30人程の学会認定医がいます。JLOA認定委員会は厳正な審査のもとで認定医の選定を施行しております。現在、世界的に見て、歴史と実績をもつ日本舌側矯正学会(JLOA)、ヨーロッパ舌側矯正学会(ESLO)が信頼できる舌側矯正の認定医(Active member)制度を持っています。ただし、設立してからまだ年数の少ない、世界舌側矯正学会(WSLO)のActive member 制度は、大会に出席して、症例を出しさえすれば取れると聞いています。いずれにしても、矯正歯科の治療には、術者の経験と高度の技術が必要ですから、できたら複数以上の矯正専門医の相談を受けた上で、慎重に担当医を決めた方がよいと思います。
院長経歴(所属学会のリンクも) http://www.aoyama.or.jp/dr.htm
青山審美会歯科矯正 (東京・渋谷)
舌側矯正 http://www.koyata.com/
回答専門家
- 小谷田 仁
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます
東京都渋谷区にある、矯正歯科・審美歯科・歯列矯正の専門医です。 特に舌側矯正(裏側矯正)に関しては、開業医としては日本で初めて全面的に臨床に取り入れ症例数4400件以上(1980年1月~2011年1月)を超えています。確かな技術と安心の提供に努めています。
もちろん、資格も大切ですが
資格はあくまでも「参考にする条件の一つ」と考えるべきでしょう。各種の認定資格を持っていなくても、「これは名医だな」と身内同士で判る先生に出会うこともあります。
ただ、矯正やインプラント、審美歯科等では、通常のGP(一般歯科)とは違う、特殊な技術と、そのための器材類が必要なことがあります。難易度の高いケースでは「認定」を持っているかどうかは、やはり非常に参考になるようです。
普段のかかりつけの歯医者さんは、自分の医院ではカバーしない範囲になると、専門の先生をご紹介する事も多いです。歯科医師同士なので、他の専門分野での評判や実力などもお互いにかなりの程度判ります。従って、その先生が信頼する専門の先生を紹介する事になります。
そこで、かかりつけの歯医者さんに相談してみるのも、良い専門の歯科医師を見つける方法としては良いのではないかと思います。
歯科の治療は精緻で時間もかかりますので、先生との信頼関係も大切になります。
ところで「博士号」は、その専門分野で「広範かつ専門的な知識」を有する人ですので、治療技術そのものではありません。しかし「教養」があるのでたぶん治療技術も高いだろうと推定されるわけです。一方「認定医」は専門学会が一定以上の技術水準に達していると考えられる先生を「認定」しますので、必ずその水準を越える治療技術があります。また「指導医」はその専門分野で他の先生を指導できる程の力があると認められているわけですから、当然ながら期待される技術水準も非常に高くなります。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
認定医について
はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。
歯科といってもさまざまな分野に分かれていますから、認定医ならば何でもいいというわけではありません。
もし、インプラントを希望するのであれば、インプラントの認定医を探すべきですし、根管治療を希望されるのであれば根管治療の認定医を探さなければなりません。
認定医をとることのできる学会、研究会は非常に多くありますので、ここで全て挙げるのは少々難しいですね。
ちなみに『指導医』とはその分野において「認定」されただけではなく、他の先生に「指導」することができる実力だと認められたということですので、認定医よりも遥かに難しいですよ。
千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
金田 竜典
歯科医師
-
質問にお答えします。
下田さん おはようございます。
歯科医師の金田 竜典です
どの認定医というよりも歯科材料のメーカーが認定した認定医より国が認定した学会の認定医の資格であれば、安心できると思います。
また審美歯科とホワイトニングに関しては学会認定の認定医はありません。
それから認定医・専門医・指導医は症例数によって異なります(一番難しいのは指導医です)
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A