特約について

あゆ☆様

公的保険を補完するのが、民間保険の役割という考え方を前提に話を進めます。

国の介護保険給付のお世話になれるのは、原則として65歳から。
それ以前に介護状態になった場合は、例外を除きに自助努力というのが現状です。

これを踏まえて、

「痴呆による介護でも支払い対象になるのでしょうか?」

については、あゆ☆さんが、実際に「痴呆」の状態になるのは、もっと高齢になってからの心配事かと思いますが、その時の国の介護保障サービスがどうなっているのかは、はかり知れません。

今、ご加入中の生命保険は、今の介護サービスを補完するものであって、X年後のものとは一致しないことが考えられます。

よって、「痴呆」に対する備えを今から準備する手段として、民間保険で完璧に備えるのは少々難しいでしょう。

むしろ、成績のいい投資信託などでそのための貯蓄をしておかれる方が、現状ではベターではないでしょうか?


「ストレス性の病気で入院した場合も給付金は、支払われるのでしょうか?」

これについては、治療を目的とする限り、民間保険の医療保険や医療特約からの給付が受けられますので、介護特約等の有無とは関係はありません。

はじめまして、あゆ☆さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野です。


特定の商品の内容は、約款や保険会社で確認された方が良いでしょうが、

''「支給対象に器質性認知症と診断確定され、意識障害のない状態において見当識障害があり、かつ、他人の介護を要する状態」''

とありますので、アルツハイマーでは支給対象になるでしょうが、うつ病などの精神障害での介護特約の給付はないと思います。

ですのでストレスなどによるうつ病は支給対象外でしょう。

こんにちわ、FP岡崎です。

日本生命の介護特約は下記のとおりです。かなりの重度な介護状態にならないと支給は困難でしょう。
よって最後のストレス性の入院は支給外です。もし入院を充実されたいのでしたら、特約でなく、入院保障を充実した保険に加入されたら良いでしょう。そうすればストレス性病気による入院もほとんど支給されますので。公的介護保険制度の要介護3以上と認定されたとき、または所定の要介護状態に該当した日からその日を含めて180日以上要介護状態が継続したと診断確定されたときがお支払対象となります。

<介護特約:支払対象となる所定の要介護状態の概要>
・常時寝たきり状態で、次の(a)に該当し、かつ、次の(b)〜(e)のうち2項目以上に該当して他人の介護を要する状態 (a) ベッド周辺の歩行が自分ではできない
(b) 衣服の着脱が自分ではできない
(c) 入浴が自分ではできない
(d) 食物の摂取が自分ではできない
(e) 大小便の排泄後の拭取り始末が自分ではできない

あゆ☆ 様
この度はご質問いただきましてありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャル・プランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。

早速ご質問にお答えします。

現在、日本生命の生きるチカラに加入しています。43才で病気もなく健康にしておりますが、将来の事を思うと不安です。今の保険には介護特約がついているのですが、痴呆による介護でも支払い対象になるのでしょうか?また、ストレス性の病気で入院した場合も給付金は、支払われるのでしょうか?

⇒私も「生きるチカラ」を販売することはできますが、一度も販売したことがありません。
それはなぜか?
お客様のニーズに合わないからですし、いろんなワナが仕掛けられています。

介護特約については、過去の私のコラムを読んでいただければ幸いです。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/column/detail/10218

痴呆についてですが、「器質性痴呆」という医師の診断書があれば、給付金は受けることはできます。

ストレス性の病気で入院した場合ですが、入院給付金はでますが、介護給付金に該当するかどうかは、保険会社の規定によります。
※上記介護特約についてのコラムに詳細を書かせていただいております。


ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/

以上よろしくお願いいたします。