対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
回答数: 3件
回答数: 3件
37歳、独身女性です。来年3月に住宅を購入するので住宅ローンを借りますが、三大疾病保証型の団信にするか悩んでいます。住宅ローンの団信以外は掛け捨ての傷害保険しか加入していません。入院費1日5000円です。心筋梗塞、脳卒中は心配していませんが、乳ガンなどの婦人科ガンは漠然と不安があるので、団信加入のこの際、がんのみ保証型(0.2%金利上乗せ)の住宅ローンにするか、住宅ローンとは関係なく別途がん保険にはいるか、どちらが良いのか分かりません。アドバイスお願い致します。
yoikoさん ( 東京都 / 女性 / 36歳 )
回答:1件
山本 俊成
ファイナンシャルプランナー
-
保険をかける目的、保険料等からご検討下さい
yoiko様、はじめまして。
FPの山本俊成と申します。
保険を掛ける目的が
(1)三大疾病保障団信の場合は「ローン残債の返済」
(2)一般の保険の場合は「病気の際の入院手術代、死亡保険金」
になりますので、どちらの保障が必要かで加入するかどうかの判断をされるといいと思います。
ただし、三大疾病保障団信の場合は下記の点についてご注意下さい。
(1)三大疾病と診断されたからといって必ずしもゼロになるわけではない
特に急性心筋梗塞と脳卒中の場合、60日以上症状が継続していないと支払いの対象になりません。厚生省によると脳血管疾患による平均入院日数は59日、急性心筋梗塞ではわずか17日。60日のハードルは意外に高いです。
(2)通常の住宅ローンでも契約者が死亡すればゼロになる
通常の民間住宅ローンであれば、保険が付いているので、契約者が死亡すれば、残高はゼロになります。よって、三大疾病にかかっても早期に死亡してしまうと、この三大疾病保証付住宅ローンの意味はなくなります。入院が長期化した場合しか有効になりません。
(3)0.2%分の上乗せ金利が掛け捨てになる
今回の場合0.2%分の上乗せ金利が付くみたいですが、これはすべて掛捨てになります。例えば、3000万円を金利3%、35年返済で借りた場合の金利0.2%上乗せ分の総コストは約142万円にもなります。
保険をかける目的、保険料等を総合的に見てご検討されることをおすすめします。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A