胸郭出口症候群について

はじめまして、川井筋系帯療法の川井太郎と申します。

｢胸郭出口症候群」とは、鎖骨と第1肋骨との間(胸郭出口)周辺の筋肉が過剰に緊張して神経を圧迫して、腕に痛みやしびれの原因となっているケースです。

したがって、首の痛みやこり、のどの圧迫感は、｢胸郭出口症候群」の直接的な症状というわけではありません。

首肩こり・痛みの主な原因は、

頚椎部や肩甲骨部の角度が悪くなって周囲の筋肉が異常に緊張した状態になっているため、神経を圧迫したり、血液循環を悪化させたりして起こっているものです。(｢身体のゆがみ｣による影響)。

また、鎖骨と第1肋骨周辺の筋肉は、胸鎖乳突筋や大胸筋をはじめさまざまな筋肉が頭蓋骨、頚椎、胸椎、肋骨、上腕骨、肩甲骨などに付着しそれぞれ関連性をもって働いているため、これらの角度が悪くなっていると周辺の筋肉が過剰に緊張したり、動きの制限が出てきたりします。

参考Q&A:慢性的な首肩こり
http://profile.allabout.co.jp/pf/kawaikinkeitai/qa/detail/30507

参考Q&A:喉の違和感について
http://profile.allabout.co.jp/pf/kawaikinkeitai/qa/detail/31927


症状があまり酷くならないうちに信頼できる手技療法専門家(整体やカイロなど)で頚椎部や肩甲骨などの機能的状況、周辺筋肉の緊張状態の有無そして全身的な「身体のゆがみ」をくわしく診てもらい、適切に機能できる自然な状態(ニュートラルポジション)に整えのが望ましいでしょう。

ご参考にしてください。

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http://profile.allabout.co.jp/pf/kawaikinkeitai/column/detail/61452


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