キッチンについて

sayasaya様

はじめまして、フリーハンドイマイの今井大輔と申します。

キッチンのカウンターはどちらの素材も一長一短があります。ステンレスのヘアラインはキズが目立たないように意図的に一方向から傷を入れているので、その傷に汚れや黒ずみがたまりやすくなると考えられます。
実際には極端に汚れがつきやすくなるのではなく、水がはねてそのまま乾燥するとカルキのシミがつきやすくなります。それは中性洗剤でも落ちにくいので、通常は硬質のタワシで落とすようになります。それ以外は、水洗いもしやすいし、仕上げもモダンになり、人口大理石に比べると低コストでできるのがメリットです。

人口大理石は、パンを作ったりする人には好評で直に生地をこねたりといった作業ができます。ただ、樹脂でできているので熱いものを直に置くとその部分が茶色く変色しますし、使っていて気づかないうちに原因不明の黒いシミができていることがあります。こうなると研磨剤を使って硬質のタワシなどで研磨するしかないのですが、磨くことできれいな面がまた出てきます。磨くのは荒いものから細かいものへと順序良く研磨していくと再び汚れがつきやすくなることはないです。

どちらが良いか使いやすいかは一概に言えないのですが、床と合わせて木の質感を活かしたキッチンにするなら、ステンレスのほうが引き締まって見えるのではないかと思います。
無地淡色のキッチンカラーにするなら、人口大理石でも引き締まった感じになるのではないかと思います。

参考にしていただければ幸いです。