対象:住宅資金・住宅ローン
引き下げプランの比較について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
「当初引下げプラン」と「通期引下げプラン」のメリットに関してですが、
返済する期間によって、どちらの方が良いプランなのかが決まります。
例えば、15年後に、定年退職をむかえ、その退職金で住宅ローンの
全額返済を想定しているのであれば、「当初引下げプラン」を
選んだほうが良いと思います。
しかし、返済期間が長期に渡る場合は、15年目以降の金利差0.6%が
効いてきます。
例えば、現在、住信SBIの15年固定の基準金利(3.860%)がそのままと仮定して、
返済期間35年で計算すると、
「当初引下げプラン」1〜15年:2.360%(▲1.5%) 16〜35年3.160%(▲0.7%)
支払総額⇒46,008,888円
「通期引下げプラン」1〜35年:2.560%(▲1.3%)
支払総額⇒45,450,475円
となり、「通期引下げプラン」の方が、「当初引下げプラン」よりも
35年間で、558,413円有利になります。
「当初引下げプラン」と「通期引下げプラン」のどちらを使用したほうが
良いのかについては、想定される返済期間に応じて
最適なプランを選んでみてください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
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この回答の相談
はじめまして
住宅ローンの借り換えを検討しています。
「住信SBIネット銀行」で扱っている「金利プラン」についての質問です。
SBIの金利プランには「当初引下げプラン」と「通期引下げプラン」… [続きを読む]
nanpeiyaさん (埼玉県/45歳/男性)
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