対象:一般歯科・歯の治療
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堀内 晃
歯科医師
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全身疾患との関係もあるかもしれませんね。
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タイトルに書きましたとおり全身疾患との因果関係もあるかもしれませんね。たしかに出血性素因というものがあります。もしかしたらすでに指摘を受けられているかもしれませんが、、、このあたりは内科医の先生にみていただかれることをお勧めいたします。
全身的な素因がないのであれば、歯科の範疇になると思われます。
もともと歯周病で歯ぐきが腫れたということですが、歯並がでこぼこしていたしておられるようでしたらまず、そこを疑います。歯ぐきの中の徹底的な清掃は行われましたでしょうか?
歯周病の治療のステップとして
1.スケーリング
2.ルートプレーニング
3.フラップオペレーション
スケーリングは、歯ぐきの上で表面から見える歯石を取ります。
ルートプレーニングは、歯ぐきの中の歯石を専用の器具をつかって除去していきます。ですが、ここで歯周ポケットがもともと5ミリ以上あったところは、このルートプレーニングによって除去できる歯石は、全体の約30%までといわれています。要するに見えない部分だからキチンと取れないということです。
それで3、のフラップオペレーションという手術になります。これは、実際に歯ぐきを開いて歯の根っこの表面についている歯石を実際に見ながら完全に除去する手術です。
もしかしたら、歯ぐきの中の歯石が残っていることも考えられないでしょうか。
この歯石が歯ぐきの中に残っているということは常に歯周病菌が歯ぐきの中で繁殖し続けているということ。そして、その状態で歯軋りなどをされるようでしたらなおのこと症状が悪化するということです。
この原因になるのが、頬杖やうつ伏せね、横向き寝などの態癖と呼ばれるものです。これによって常に上下の歯の接触点が変化し、噛み合わせが不安定になり、噛みしめや歯軋りを引き起こして歯周病の憎悪をきたしてしまうということがあります。
こころあたりはありませんか?
評価・お礼
ガリガリ さん
質問に一番に答えて下さったのが堀内先生でした。
とてもわかりやすく、詳しく質問に答えて下さって
本当に色々と参考になりました。
ありがとうございます。
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