対象:住宅設備
菱田 剛志
住宅設備コーディネーター
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蓄熱暖房は補助と考えて
NEW7さん、はじめまして。
オール電化であれば、基本的にガスや灯油って使いたくないですよね。
やっぱり家の中で火を燃やすことになりますから、空気の汚れなどが気になります。新築で蓄熱暖房をお考えだと、多分高気密高断熱の仕様になっているのではないでしょうか。余計に気になりますね。
私は、新潟で初めて蓄熱暖房を経験しましたが、想像以上に快適でした。ただ、基本的には補助暖房と考えて冬でもエアコンも必要になると思います。ですからエアコンはオールシーズン使えるわけですし、ガスや灯油の暖房も冬の間だけですよね。エアコンは必ず必要になってきます。
蓄熱式暖房の原理は簡単で、かなり耐久性は高いと思います。機器本体は20年以上の寿命があるのではないでしょうか。ガスや灯油の暖房機器は7年くらいとしてイニシャルコストはトータルで考えると蓄熱暖房が若干高い程度で、ランニングコストは蓄熱暖房の方が若干良いとしてトータルで考えるとコスト的にはあまり変わらないのではないでしょうか。また、ガスや灯油は間欠暖房ですが、蓄熱式は24時間暖房ですからそこまで含めるとランニングコストはもっと安くなるのではないかなと思います。
そこで安全性や快適性を考えると蓄熱式暖房の方が好きです。私だったら蓄熱式暖房を選んでエアコンと上手に併用したいと思います。
床暖房の導入予定はないのでしょうか?床暖房と蓄熱式暖房であればどちらを導入するか、悩ましいですが・・・床暖房も色々な種類がありますので調べてみたらいかがでしょうか。
以上ですが、参考になりましたでしょうか。個人的には、寒い冬の間に朝起きた時や外から帰ってきたときにすでに温かいというのが一番うれしいですね。
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