住宅ローンと資産運用の関係について - 森本 直人 - 専門家プロファイル

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森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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住宅ローンと資産運用の関係について

2018/06/06 18:30
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5.0
)

かめめ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

住宅ローンの借入額や返済期間が文面からはわかりませんが、もし変動金利を選択するのであれば、金利上昇リスクは考慮しておいた方がよいかもしれません。

例えば、最近ではイタリア10年国債の金利が急上昇するなど、日本も政府の財政問題等から永久に超低金利とは限りません。

将来的に金利が急上昇するような事態になった場合は、固定金利に比べ、総額で数百万円からの負担増になることもありえます。

100万円の運用は、株や先物取引、投資信託もNGとすると、ひとつのアイデアとしては、住宅ローンの長期固定金利の選択もありえるかと思いました。

つまり長期固定金利の選択による当面の返済額増加分にこの100万円を充当するという発想です。

長期固定金利であれば、前述の金利上昇リスクに対処できますし、例えば、35年固定を選択したうえで、10年後に定期預金等で年3%以上の運用ができる時代が来たとすれば、その後の25年間は繰り上げ返済をせず、ただ定期預金に置くだけで、金利差分の利ザヤが元本保証で稼げるというわけです。

ちなみに、現在の米国10年国債の金利が約3%なので、日本国債でも年3%程度で運用できる時代が来ても不思議ではありません。

但し、そのお家に本当に35年住むつもりがあるか、今後の貯蓄ペースなど、いろいろな前提条件により判断は異なりますし、超低金利が20年、30年と継続した場合には、おそらく変動金利の方が有利です。

なのでこの回答のみで判断せず、最終的には信頼のとれるFP事務所等で個別にご相談され、具体的なシミュレーションをもとにした判断をおすすめします。

アイデア
繰り上げ返済
相談
ファイナンシャルプランナー
資産運用

評価・お礼

かめめ さん

2018/06/10 08:46

回答ありがとうございます。情報が足りず申し訳ありませんでした。
長期固定にする選択は頭にありませんでした。もう少し柔軟に色々考えてみます。お忙しいところ、ご回答ありがとうございました。

回答専門家

森本 直人
森本 直人
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
森本FP事務所 代表
050-3786-4308
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この回答の相談

10年間で100万円を運用するには?

マネー お金と資産の運用 2018/06/05 01:11

変動金利で住宅ローンを組む予定です。
毎月の負担額は現在の家賃相当額になったため「無理に頭金を増やさなくても・・・」といった状況で、頭金にしようと思えばできる100万くらいが手元に残る… [続きを読む]

かめめさん (東京都/33歳/男性)

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