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佐野 由美子

佐野 由美子
ビジネススキル講師、マナー講師

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「公私のけじめ」を 新人さんにも教えるのが第一歩です

2015/08/08 16:40

こんにちは。

新人教育を任せられるのは、上司からの信頼も厚いからですね。
この先も 会社の代表として、きちんとした「スタンダード」を固めて 自信をもって 教育、指導にあたってください。

私自身も毎年、さまざまなサービス業の現場で、新人研修をやらせていただいておりますが、先ずは
採用面接の時点で 「この会社にふさわしい人材、身だしなみ」について本人に伝えることをルールにしています。

入社が内定した新人さんたちのオリエンテーションでも、再度 「この会社にふさわしい姿形の決まりごと」をお伝えしています。 意識付けと 入社までの身支度の準備期間ですね。

その時に 最も大切なキーワードは、「職場での公私の切り替え」です。
いったん職場に入ったら、プロにはプロの姿というものがある。 プライベートの自分とは一線を引いて
仕事に徹する姿勢の「基本」を教えます。

接客業では特に、ヘアスタイル、化粧、持ち物、服装は 厳しくお客様からマークされ、会社を評価されます。たった一人の異質な身だしなみが 会社の印象を左右します。

ですから 「公私のけじめ」のビジネスマナーは 大変重要です。
通勤の時は、ヘアスタイルも ピアスも カラーコンタクトも 服装も自由。プライベートのときは ネイルも お化粧も ファッションも 大いに楽しんでOKです。
その代わり、職場に入るときは 「お客様からどう見ていただけるか」が 全ての基準です。

就業規則や 新入社員ハンドブックには、「清潔感のある身だしなみ」などという曖昧な表現ではなく、
ヘアスタイル、髪色、カラーコンタクト、化粧、エクステ、ネイル、ピアス、持ち物(キャラクターグッズをお客様の前で使わない等)などを、なるべく具体的に記載した方が 新人さんにとってもわかりやすいようです。個人個人によって判断基準が違うと 小さなことでも 後から不満が出てくるのが若い世代。

せっかくの素晴らしいお手本(先輩)です。
是非 「あるべき正しい身だしなみ」をルール化して、明文化して、これからも堂々と新人教育にご活躍され 社風を高めていかれることをお祈りいたします。

新入社員
就業規則
身だしなみ
採用
教育

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この回答の相談

身だしなみについて相談

スキル・資格 ビジネススキル 2015/08/07 11:24

身だしなみについて相談させてください。
最近、新入社員が入り、上司から教育担当を任されました。仕事の仕方は手順を踏まえて
少しずつ指導を進めていくのですが、仕事をするにあたって身だしなみで気に… [続きを読む]

スノー2250さん (島根県/34歳/女性)

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