犬の多頭飼い

２匹目のワンちゃんがやって来てかなりにぎやかになりましたね。犬と言う動物は、群れで生活をしていてその群れの中で強いメンバーから順番に、全てのメンバーに順番が付きます。犬は年功序列ではないので、実は誰が先に来た後から来た、誰が年上年下は関係ないのです。もしかしたら、この後から来たワンちゃんは性格的に上のワンちゃんよりも強くて、もう少し大きくなれば下のワンちゃんの方が上に立つかもわかりませんね。そこで、飼い主さんがしてはダメな事は、この順番に手をくわえることです。上のワンちゃんが先に来ていたので、何でも先にしたり上のワンちゃんを抱っこする事を多くすると、下のワンちゃんは上のワンちゃんに対して「俺の方が強いんだから、お前は下に降りるんだ！」など思ってしまい、下がより上に対して攻撃をしかけてしまいます。ザワスさん、おっしゃる通りワンちゃんの関係は自分たちで決めなければいけません。

しかし、ここで注意して頂く事があります。群れのリーダーは必ず人間でないといけないと言う事です。オス同士のリーダーシップ争いは、殺し合いにまで発展していく可能性があります。しかし、３番手４番手争いはそこまでヒートアップはしません。上のワンちゃんは少し気の小さい所がありそうですね。そのワンちゃんを守ってあげるためにも、ザウスさんがリーダーとなり、下のワンちゃんの行動をコントロールができ、そして、上のワンちゃんからも信頼をされるリーダーになる事が一番なのです。そのためにも、毅然とした堂々とした態度を取って、ザウスさんがリーダーとして全ての事を決めてワンちゃんたちに教えてあげてください。その方がワンちゃんたちもなんにも心配する必要がないので、楽チンで平和に生活ができるはずですよ。

多頭飼いはうまくいけばとっても楽しいものです。楽しい物にするためにも、ワンちゃんたちのリーダーになってあげて下さいね。