散歩中に固まる
犬が特定の行動を高めてゆくのは、その行動の結果、いいことが起きるか、嫌なことがなくなるか。
逆に犬が特定の行動を減らしてゆくのは、その行動の結果、いいことがなくなるか、嫌なことが起きるか。
です。
散歩中固まる=動かなくなる、は、固まるという行動を高めている、または、動くという行動を減らしている、その両面で捕らえることができます。
固まるという行動を高めているのは、固まることでいいこと(例えば、抱いてくれる、注目してくれるなど)が起きているか、嫌なことがなくなっている(例えば、行きたくない方向・場所に行かないで済む)か、どちらかです。
動く行動を減らしているのは、動くと嫌なことが起きる(例えば、過去に恐いことが起きた)、いいことがなくなる(公園での他の遊びの途中に無理やり連れ帰ろうとするなどがコレにあたります)、のいずれかです。
嫌なことが起きる、嫌なことがなくなる、が、その行動の要因であるのなら、その嫌なことを起こさない、嫌な対象に慣らすなどをすることです。
いいことが起きているのなら、いいことを起こさないことです。いいことが無くなっているのなら、歩くともっといいことが起きると伝えることです。
具体策は、実際の犬とその状況を見てみないと、なんとも言えません。JAHA認定のインストラクター[[http://www.jaha.or.jp/capp/instructor.htmlなど経験豊富なインストラクターの直接のアドバイスをお受けになることです。
北海道には残念ながらJAHA認定のインストラクターはおりませんが、JAHAに問い合わせることで認定間近の人を紹介してくれるかも知れません。
一度問い合わせなさることをお勧めします。
補足
2点重要な点を抜かしていました。
1つは暑さです。暑さで動きたくない場合もこの季節あります。
もう一つは、病気やけがの可能性です。
私の以前飼っていた犬は、ある時期(2歳前ですが)から散歩がつらそうになり、頻繁に止まるようになりました。原因はアジソン病という疾患でした。
関節障害などの可能性も無いとは言えませんので、一度獣医師に診てもらうことです。
ちなみに、「私の命令には絶対」とありますが、もし今まで服従関係を築こうと考えていたのであれば、逃避、攻撃、無気力と行動の変化が出てきている可能性もあります。
また「陽気で根に持たないタフな子です」ということですが、専門家が見てみると実はそうではなく、飼い主の間違った犬への理解の場合もあります。
例えば「尻尾をブンブン振り回していることから怯えている様子は一切ありません」とありますが、その時の耳の位置、口の状態、口角の位置、重心の位置、腰の高さなど、全体を見ないといけません。
そういった意味でも、ぜひ一度専門家に見てもらうことです。
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