対象:老後・セカンドライフ
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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現在のお仕事でスキルを向上されることと将来ビジョンの作成をお勧めします
All About ProFile 様
ご質問の意図と外れるかもしれませんが、高齢社会フォーラムへの参加や市民活動に身を置く観点からお答えいたします。
定年までお働きになられるとのこと、
30年後の日本では少なくとも65歳までは働ける社会になっているものと思われます。また、それが70歳まで伸びる可能性もありますので、現在のお勤め先でのお仕事についても、専門的なスキル・能力に磨きをかけられるようお勧めします。これが将来のお仕事にも有効です。
その上で、お仕事を考える場合、収入の点からの判断は
1.生活費をどのレベルにお考えなのか
例えば、家計調査から高齢者の収入と支出はわかります。それにどれだけプラスするかで支出の予測がわかります。
2.退職までに現在の収入から貯蓄にどの程度回されるのかが重要になります。
現在30歳で公務員であれば、退職金+年金と自己年金(貯蓄等)である程度の生活が可能かと思われます。
必要な収入は2-1ですから、稼ぐことよりも社会での自己実現としてのお仕事をお考えください。必要な要件は、どこに住むか、どのような生活スタイルを望むか、どのような喜びを得たいか、が重要なポイントです。
1.生涯現役で過ごすことを望まれるのでしたら、資格を得てのコンサルタント業が考えられます。通常の仕業のほかに、生活に密着したコンサルタントがあります。資格を得るための勉強は今からでもお始め下さい。その中でご自分に適した職が得られると思います
2.また、地方での生活を望まれる場合には、農業という職業があります。農業はまさにプロ中のプロでないと仕事として成り立ちませんので、50代に入られたらすぐに、休日だけでも専門家が教えるスクールに通われるようお勧めします。
同じように、趣味の世界での専門性を高めて、教える側に回られてはいかがでしょう。これらは、現在からお好きなものの専門家になる努力を開始されるようお勧めします。教えながら収入が得られます。
補足
3.ボランティア活動への参加をお勧めします。
様々なNPOやサークルがあります。これらへの参加を50代からお考えください。NPO検索サイトなどでご自分に合ったものをお探しください。
例えば地域では小学校の通学路などの見守りなどもあり、若干の収入が得られます。これらは収入よりも「ありがとう」を得られるお仕事とお考えください。
もっと高度なものであれば、海外への技術指導などの職もあり高額な収入からボランティアベースまで様々な職種がございます。
宜しければ、ライフプランを作成し、その中で将来のお仕事等を検討されるようお勧めします。その際にはサポートさせていただきます。
収入に関しては、下記のため現時点ではお答えができません。
1.どのようなお仕事でも、トップの方からそれほどでもない型のばらつきが出ます。様々な資格の本にも紹介されているように、平均は役に立ちません。
2.超高齢社会(高齢者が21%以上)の中で職業開発、職種の拡大が進んでいます。また行政ゆ企業でも様々な支援を行っています。従いまして、予測は現在の収入トレンドでは引けません。
以上です。
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この回答の相談
まだ30代半ばなので大分先の話ですが、備えあれば憂い無し。老後の仕事について考えておきたいと思っています。
今公務員をしており定年まで働きたいと思っているのですが、年金等将来不安もありま… [続きを読む]
All About ProFileさん
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