- 田村 祐子
- 白金台きもの学院 まゆの会 代表
- 東京都
- きものコンシエルジュ/きもの講師
対象:着付け・着物
11月から12月に活躍する帯
60
11月は暑くもなくまだそんなに寒くもなく、きものを楽しむにはもってこいの季節です。
季節を早取りするのがお洒落、というのはきもの界の常識ですから、そろそろXmasを意識して、クリスマス柄の帯や小物などが呉服屋さんの店頭を飾ることがあります。
クリスマスツリーやトナカイの引くソリ、ラッピングされたプレゼントや星、時にはサンタクロースなど、夢のある柄のきものや帯、半襟などの小物たち。
しかしこれらも余り具象的すぎるとこの時期しか着ることができず、究極のお洒落ではありますが、応用範囲がどうしても狭くなってしまいがち。
そんな時には自分の手持ちのものを生かし、自分でストーリーを作りそれらしく装って楽しみます。
写真の帯は季節を問わず締められる柄ですがどちらかと言うと今の季節向き。
ちょっとご覧になって下さい。
トナカイ、に見える模様があるでしょう?
トゲトゲした枝のような模様が、柊の木に見えなくもない。。。
この時期、この帯を締めていると
「あらっ、トナカイ、Xmasね!」
と言われます。
また、10月に締めていると
「まぁ、お月見!?」
もう皆さんはどうしてだかお分かりになりますね。
田村 祐子の新着写真・作品
新着写真・作品
一覧