長年さまざまな恋愛相談を受けてると、同じような内容の相談にいくつもぶつかります。
もちろんそれぞれの付帯要件は違いますけど、「大筋で一緒」の相談って多いです。
みなさん、同じようなことで躓いて(つまづいて)らっしゃるようですね。
他の方の相談例を知ることって、「転ばぬ先の杖」となることあるじゃないですか。
「今後の糧」となることもあるじゃないですか。
だから、これから、できる範囲内で、様々な相談例を紹介していきますね。
もちろん守秘義務がありますから、個々の相談については詳しく書けませんよ?
そういうことじゃなくて、
「みんなに当てはまる相談内容」
「誰でも躓きやすい問題」
という形で紹介していくということです。
もちろん、
「私の回答」
も合わせて…。
女性の方で結構多いのが、、
「まったくタイプじゃない男性からばかり告(こく)られて困ってる。そのくせ、意中の男性からは、まったく好かれない…。」
という相談。
みなさんの中にも、同じような悩みを持ってる人って多いんじゃないですか?
これって、お分かりの通り、
「好きなタイプの異性の前では“普段の自分”が出せない」
というのが原因です。
好きな異性の前で、上手くやろうとすればするほど、可愛く見せようと思えば思うほど、ぎこちなくなる。
別の自分になってしまう…。
結局、相手から、避けているように見られてしまう、ツンケンしているように見られてしまう…。
「あの子、俺のことあんまり好きじゃないみたい」
みたいに思われてしまう…。
解決法は…。
これも、みなさんお分かりですよね?(笑)
「好きな人の前でも、フツーにしてりゃいいじゃん!“意識してない異性”や“同性の友達”に対するのと同じように振る舞えばいいじゃん!」
ってことですよね?
でも、頭では分かっていても、行動となると難しいです。
実践するのって、難しいですよね?
この相談の場合、そこが一番厄介な部分なんです。
必ず、そこで、みなさん悩みます。
そういうときは、「一度相手を意識しなくする」とうまくいったりもします。
「無理にでも、一度相手を嫌いになってみる」とうまくできたりもします。
たまたま酔っ払って話す機会ができて、誤解が解け、すんなり上手くいった例もあります。
つまり、様々です。
私も、ここんとこを掘り下げられると、「これだ!」っていうことが上手く言えないのですが…(笑)。
相談者の女性のタイプもありますし、個々の案件によって私のアドバイスは変わってきます。
でも、往々にして、
「ちょっとしたなりゆき・展開が打開策」
になることが多いです。
とにかく、焦らずいった方がいい。
「機会」を待った方がいい。
必ず「機会」は訪れますから。
「彼に本当の自分を見てもらえるとき」って出てきますから。
で…。
何より私を悩ます相談って…。
「モテるようになるには、どうしたらいいですか?」
っていう質問…。
いやね、この手の相談、「対面相談」だったらいいんですよ。
相手を見て、いろいろアドバイスできるじゃないですか。
「髪型をこうしてみろ」
とか、
「背筋を伸ばして堂々としろ」
とか、
「もう少し、相手の目を見て話せ」
とか…。
だけど、電話でいきなり
「あの…。僕、モテるようになりたいんですけど、どうしたらいいですか?」
なんて相談されても…。
ぶっちゃけ、答えに窮する(笑)。
いやね、笑い事じゃなく、こういった質問をぶつけてくる男の子、結構多いんですよ。
彼らは、一般的に言われてる「モテる男の条件」、
「清潔にする」
「絶対にウソはつかない」
「女性には優しくする」
「身だしなみをしっかりする」
などということは、百も承知なんです。
彼らとしては、私にそういう答えは望んでないわけです。
「+α(プラスアルファ)」を望んでるわけです。
困るでしょ。
そういう質問(笑)。
でも、そういう質問をされたとき、私が必ず答えることがあります。
それは「演じろ」ということ。
「“モテる男性”を演じるようにしてみたら?」
ということです。
プロフィールにもある通り、以前私は、ホストクラブを経営してました。
随時、新人ホストが入ってくるわけです。
水商売が未経験の子だったり、力仕事以外をしたことない子だったり、いろんな子がホスト業界に流入してくるわけです。
彼らは、私に質問してきます。
「どうしてもぎこちなくなっちゃいます。お客さんにもホストっぽくないって言われるし…。やっぱり僕にはこの仕事無理でしょうか?」
って。
そのときに私は必ずこう答えました。
「だったら、演じてみろ。自分自身を俳優だと思え。演劇でホストの役をもらったと思って、ホストを演じてみろ。」
って。
恋愛相談における
「モテるようになりたいんですけど、どうしたらいいですか?」
も一緒です。
俳優になった気分で、自分の考える「モテる男」像を演じてみたらいい。
映画の中のトム・クルーズでもいい、ドラマの中のキムタクでもいい、彼らを思い浮かべ彼らのセリフを思い出し、演じてみればいいのです。
そりゃ最初は、あまりにも板についてなくて失笑されることもありゃ、ぎこちなくて馬鹿にされることもあるでしょう。
あまりにもキザくさくて引かれることもあるでしょう。
でもそのうちに板についてきます。
どんな大根役者でも、同じような役をずっと演じてりゃ、それが「当たり役・ハマリ役」になります。
「モテたい」と思ってる男子諸君、頑張れ。
恥ずかしいと思うなかれ。
まずは演じてみろ。
まずは、やってみるべき。
やるだけやった方が、人生、確実に得だから。
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