1年半近くレッスンを続けている受講者が居る
英検1級は113点満点で60-70点(53-62%)を行ったり来たりの状態であり、70(62%)の壁が超えられず準1級から1級に上がれない足踏み状態が続いている
内、34点満点(配点の3割を占める)のリスニングは14~24点(41~71%)を行き来しており、安定しない
(英検1級の合格ラインは68-72%)
一方、前回のTOEICではリスニングが490、読解が440だったそうだ
これは世間がうらやむ高得点だ
読解は26点満点で16-20(62-77%)を行ったり来たりで、内容によって理解が偏る傾向がある
他にも似たような傾向の受講者が居るが、上記の数字では英検準1級レベルだ
どう考えたらいいのだろうか?
下記の点が言えそうだ
・TOEICは英語力を測定する一つの目安としては使えるが、その得点と英語の真の実力は必ずしも一致しない
・この点では英検もそうだが、英検は読み、書き、聞き、話すを総合的に測定し、内容も幅広いので真の実力を問う点ではこちらのほうが有効だと思える
・TOEICのリスニングは英検ではパート1に近く、パート1から4まで異なるジャンルで問う英検とのでは同列には語れない
・TOEICと英検では読解問題の質が異なり、TOEICが読めても英検が読めるとは限らない
・英検高得点者はTOEICも高得点を取る傾向が高いが、逆は必ずしもそうではない
いずれにしても、どちらかが正しく、どちらかが正しくないというものではない
英語力の測定方法が異なるという点だけは正しいと思う
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