- 和久井 海十
- セルフメディアエイジェント
- ITコンサルタント
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
今年の6月以降、
僕のブログ読者の方や、カリスマブロガーといわれる人たちが
気づけばある日突然「アクセスできなくなっていたな」と感じていたら、
僕のブログの記事と一部情報が消えてしまいました。
消えた記事は講演会について告知したもの。
具体的な講演会への参加金額の提示などが問題だったのだと思われます。
講演会での僕の立場はあくまでゲストであり、運営主体ではありませんでした。
その後、
NGと思われる箇所を削除し、再掲したところ現状問題は発生していません。
今回実感したのが、
Amebaブログを活用する限り、運営側の取り組みにはしっかりと目を配るべき、
ということです。
では、どうすればいいのか?
サイバーエージェントの公式HPの会社情報をチェックすること。
まずはここから始めてみましょう。
さて、現在会社情報ページでは「健全なサービス運営のための取り組み」として、
Amebaの主な3つの取り組みについてふれています。
・ゾーニング(年齢情報による機能制限)
・パトロール(人的監視、システム監視の実施)
・啓蒙活動(啓蒙コンテンツの設置)
ここから、青少年の保護とユーザーに対し安全な環境で安心して利用して
もらうことを目的とした、健全な運営に
注力している姿が見えてきますよね。
そのキッカケはいくつかありました。
そのひとつが昨年、愛知県警が同県含む6県の小学5年~中学2年の男女8人を
不正アクセス禁止法違反容疑で摘発した、というショッキングな事件です。
他者のIDやパスワードを不正に取得した児童が、
アメーバピグに不正アクセスしたそうです。
警察はAmebaピグは子供の人気が高く、のめりこみやすいとして、
サイバーエージェントに、アメーバピグ上の監視強化などを促す
異例の要請をしています。
また、他にもピグで青少年のトラブルが頻発したため、
サイバーエージェントはアメーバピグの利用制限をかけることとなりました。
http://helps.ameba.jp/rules/blog_guideline.html
また、5月31日には問題視されていたコンプリートガチャの全面停止を発表してます。
http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2012/0509_1.html
規制の結果は、2012年9月期第3四半期決算説明会で配布された資料から読み取れます。
http://pdf.cyberagent.co.jp/C4751/JA1b/a6Dn/LRII.pdf
資料3ページの連結業績では、
売上高、営業利益ともに前年同四半期比が増収増益で、営業利益率もプラスです。
ここで注目したいのは、SAP事業欄に記された
「コンプガチャ規制の影響はあるものの、海外事業が躍進」という断り書きの上、
売上高が伸びているという部分です。
一方減収項目もあるとし、資料8ページではその要因に、
スマートフォンへの追加投資という前向きな設備投資の他に、
「アメーバピグ」の15歳以下の利用制限の影響と、コンプガチャ規制の影響があったと
明記しています。
サイバーエージェントとしては、たとえ減収の要因となったとしても、
サイバーエージェントが望むユーザーを確保したいと考えたのでしょう。
サイバーエージェントが望むユーザー像?
どんなユーザーだとおもいますか?
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