今日7/9(土)、東京秋葉原・デジタルハリウッド大学大学院で、

「『アニメ学』出版記念セミナー」

が実施され、私も参加しましたのでご報告します。

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【DHGSアカデミー】

『アニメ学』出版記念セミナー

～世界ナンバーワンの日本アニメはこうして生まれた～

デジタルハリウッド大学院高橋光輝准教授編著『アニメ学』がNTT出版より発行となり、現在全国の書店にて発売中です。

この書籍の出版を記念いたしまして、著者を迎えたセミナーを開催致します。

「アニメの制作、製作の実際からビジネス、法律、教育まで

日本の「アニメ」を学問する」

『アニメ学』は、アニメを体系的に学べるよう教科書として作成したアニメ教科書です。

これまでのような古典フィルムの研究や専門家のための技法書ではなく、現代日本の「アニメ」に的を絞り、さまざまなアプローチから現代日本における映像文化の現状を記載してあります。

日本のアニメが世界中で評価を得る一方で、アニメ分野の国内教育はまだまだ発展途上であり、そのような現状に対して教育の体系化を試みたのが本書です。

大学や専門学校で教科書として使われるよう、幅広い内容で網羅しております。

そして今回のセミナーでは、『アニメ学』の執筆及び編集に関わった高橋光輝准教授、及び京都精華大学　津堅信之氏、また、第三章　アニメ演出論――アニメにおける演出、監督を執筆したアニメ監督　高橋良輔氏、そして「第三部：アニメビジネス～第六章～日本のアニメ市場」を執筆された株式会社ドワンゴ片岡義朗氏をパネラーとしてお迎えし、日本アニメの誕生から世界でナンバーワンのアニメ大国になるための歴史、制作、ビジネス、そして教育を執筆者で議論します。

http://gs.dhw.ac.jp/event/110709/

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私もアニメが大好きですが、アニメを学びに行ったのではありません。

"Cool Japan"の代表としてアニメは国際的に評価されるコンテンツですが、いざ学ぶ学校となると、国立・公立大学では皆無、私立大学でも京都精華大学のマンガ学部など数例あるだけの状況とのこと。

ましては、マンガ学学士を授与する高等教育機関はありません。

私も、東京富士大学で、"日本で初めてイベントを学べる大学"として「イベントプロデュースコース」で講義をしていますが、イベント学科や学部まで、まだまだハードルがありそうです。

そういう意味で、マンガもイベントもいわゆる新しい学問「カタカナ学」なので、一種の親近感を持ってセミナーに参加しましたが、いいヒントをいただきました。

いつか近い将来、イベント学学士を排出する環境を創ってみたいです。