自分のエネルギーを擦り減らす思考癖「未来への不安」＆「過去の蒸し返し」＆「後悔」

その昔、フランスの哲学者であるパスカル様は「人間は考える葦である」との名言を残されましたが、今回はその私達人間が「考える＝思考する」という行為に付いて、日頃私が感じている事をお伝えしてみようかと思います♪

☆_(_☆_)_☆

前回のコラム「★時代や家系のカルマに洗脳されている事に気付かず、流されて生きている人の心は無自覚な怒りでいっぱい」でもお伝えしました様に、

心身に慢性疲労を抱えておられる多くの方達に共通するものに、「ネガティブな思考癖で自分の脳を疲弊させ、心身を疲れさせている」というものがある様に思います。

(・。・;

この「思考する」という行為は、実は私達が考える以上にエネルギーを消耗する行為でもあるので、本当は自分の思考には注意深くあるべきなのですが、

多くの方達は無意識な状態でそれを行っていて、謂わば「思考の垂れ流し」的状態で、日頃自覚無く、その殆どが不毛で堂々巡りの思考をし続けていたりするのですね～。

(^^;

ちなみに人間が暇な時に無意識に考えるものというのは、大体あまりロクな事は考えてはおらず(笑)、垂れ流し状態の場合はその殆どが「ネガティブな事を思考する＝思考癖で考えている事が多い」という事にお気付きでしょうか？

＼(◎o◎)／！

その大半というものは、

★まだ起きてもいない事を想像して、来てもいない未来を不安がる。

★現在ではなく、過去に起きたネガティブな事を絶えず頭の中で蒸し返して、自ら不愉快になったり後悔したりして暗い気持ちを反復する。

のどちらかである事が多い様です。

(^^;(^^;;(^^;;;

この過去の蒸し返しから生じる悲しみや、他者への＂恨みつらみ＂や＂復讐心＂という執着・執念含めた「怒り」、或いは＂反省＂という建設的なものではない、「後悔」という自分に罪悪感を持つ自虐的思考や、

未来への「不安」といったものが、実は最も私達のエネルギーをダダ漏れさせて心身を疲弊させる思考はないのです。

"(-""-)"

これとは逆に、いつもまるで疲れ知らずのエネルギーに満ちていて、何事に於いてもポジティブな自分をキープできる方達というのも時々存在する訳なのですが、実はそういう方達には或る共通点があるのです。

それは何かをする時に、「良い氣が巡っているかどうか」という事です。

＼(◎o◎)／！

良い氣が巡っている人間というのは「疲れ知らず」になりますので、そうでない人達から見たら、そういう人間はまるで「超人としか思えない」と感じてしまう事も多い様なのですが、 

それは別に＂超人＂という事でも何でもなくて、本当は全ての人間が持っている能力なのですが、多くの方はそのエネルギーを引き出すコツというか、カラクリをご存知ないだけなのだと私は思います。

ちなみにこれは、長年何か一つの事に集中して打ち込む様な精進鍛錬を必要とされる職業の方達(※芸術家やアスリートと呼ばれる方達)や、瞑想(静禅・動禅含む)の達人と呼ばれる方々などが経験している領域でもあります。

(^^✿

そういう領域に達した目覚めた方達というのは、「何事も中途半端にしない」という事から得られる＂無の境地＂というものに達した経験を持っており、

一度そこに到達した人間は、それを他の分野でも応用できるという能力を自然に身に付ける事ができる様になるという事ですね♪(＝一芸に秀でる者は多芸に通ず)

(^^✿

彼らは自分がやると決めた事に対して、又はやらねばならないと感じたものに対して、自己責任でそれをすると覚悟を決めた時には(※ここはとても大きな重要ポイントになります)、エネルギーを無駄にダダ漏れさせる「無知蒙昧から来る迷い」や「優柔不断」「曖昧にする」「見えない所で手を抜く」という事を一切持ち込まないのです。

彼らは自分でやると決めたものに対して、「やる時はやる」という覚悟ができているので、面倒くさがる事から生まれる「不平不満」「愚痴」「慣れ合い」などという自分を疲れさせるものにエネルギーを注ぐという様な愚行をせず、

無駄な事を考えずに、自分が＂今＂すべき事に集中し、完全に無の状態で自らその中に入ってしまうので、エネルギーをロスする事がなく、自分の中で氣が充実する＝良い氣が巡るので「疲れ知らず」になれるという事です。

＼(◎o◎)／～♪

こういう領域に達する事ができた方達というのは、長年何かをし続ける中で精進鍛錬を積んだ方達が多いというのは事実で、そういう経験を持った事のある人の方が、そういうものを習得し易いコンディションを持っているという事も確かな事実なのですが、

でもこれは、普通の日常生活の中の積み重ねであっても、誰もが得られるものではないかとも私は思います。何故ならどの様な道でも＂極めれば同じ境地に到達する＂からです。

(^^✿

とは言え、元々が怠惰な私達人間というものは、なかなか一人でそういう域に到達するというのは難しく、又物事には順序というものがありますので、

まずはこの段階を習得しないと、次の段階となる＂応用編＂には進めないという事がございますので、なかなか一足飛びには行けないというのが私達人間の因果な人生なのでもございます。(笑) 

☆_(_☆_)_☆

「The Beech Tree Fairy」

CICELY  MARY  BARKER　　「Flower  Fairies  シリーズ」より

いつの時代も、子供達が喜びに満ちてパワフルなのは、意識が「今・ここ」にしかないからです♫

(*^^*) ～ ♡

今回この様なテーマでコラムを書きたいと思ったのは、先日久し振りに会った知人とお話しする中で、悩む彼女にアドバイスさせて頂いた事があったからです。

(^^✿

人間の持つ悩みというのは、表面的には色々独自のストーリーとドラマがそれぞれ個々にある訳なのですが、根本の所では大体が同じ＂因＂から発生しているのですね。

悩みを抱えている方のお話しを聞くと、その殆どが「まだ起きていない未来を不安がる」か、「過ぎて終わっている過去に囚われて、いつまでもくよくよと悩む」、或いは「腹を立て続けている」「嘆き悲しんでいる」という事が大半なのですね。

そしてこういう不毛な思考ほど、自分を疲れさせるものはないという事に気付いている人は、とても少ないという事でしょうか。

(^^;;

「現実は＂今＂と＂ここ＂にしかない」と良く言われますが、私も理屈ではそれを理解できたつもりでいても、「正にその通りなのだな～」という事を実感として俯瞰で感じられる様になったのは、ここ最近でしょうか。

ちなみに今回私が彼女にアドバイスさせて頂いたのは、悩みを根本解決する為に必要な「建設的な思考」に付いてです♫

(^^♫

それは先ほどからお伝えしている「起きてもいない未来を不安がらない」「過ぎ去った過去を蒸し返してネガティブにならない」という事と共に、私達の人生には、いつも＂今＂しかないという事の真意に付いてでした。

(^^♫

…という事で、私が思う「常に人生は＂今＂と＂ここ＂にしかない」ですが…。

それは、この宇宙には「因果の法則」というものがあって、必ず自分から発せられた＂因＂は、それに見合った＂果＂に自動的に向かうという法則があるので、

良い因を積んだものは、自分の＂徳＂として受け取るものなので問題無しですが、過去に無知であった故に、自分が放ってしまったネガティブな因の＂結果＂を受ける覚悟は必要だという事。(＝過去の清算)

又「今、起きてもいない未来を不安がる」という事は、それが＂因＂になるという事でもあるので、果たしてその結果＝その自分がフォーカスする未来は、本当に自分が得たい＂果＂なのかという事に気付く事。

過去自分が生み出した＂因＂に対しての＂果＂を受け取る覚悟さえ持てれば、常に「今・ここ」が自分の因を生む場所になるので、何も不安になったり怖がったり、不愉快になったり怒ったりする必要は人生でなくなるという事。

後は自分が受けたい＂果＂に繋がる＂因＂を、「今・ここ」から発信して行く事しかなくなるので、エネルギーがダダ漏れする事がなくなり、人生を積極的にパワフルに生きる事ができる＝良い気が巡る事で充実感・充足感、そして幸せを感じられる様になる。

…というものでした♪

(*^^*) ～ ☆彡

過去に起きてしまった事をくよくよと後悔したり怒ったりした所で、その過去が消えて無くなる訳ではないですし、自分が過去に生んでしまった＂因＂も、その＂果＂を受ける事でしか解消されはしないのですから、

私達は常に自己責任で、その＂結果＂を受ける覚悟＝忍耐を持って生きて行くしかないのですが、

一旦腹を括ってしまえば、後は「幸せな人生にするかどうかは自分次第＝今から良い＂因＂を積んで行く事を、常に「＂今＂＆＂ここ＂で選択するかどうかの自己責任」という事しかなくなります。

(*^^*) ～ ☆彡☆彡☆彡

そして以前に「★「徳」の貯金と「不徳」の貯金（前払いや借金も有り!?)」のコラムでお伝えした事がありますが、自分が過去に積んだ人生のマイナス貯金は、「今・ここ」からプラス貯金を積む事によってそちらの方が増えれば、その借金を補い帳消しにする事も可能だという事なので希望が持てますね！(笑)

それが私の考える「良い氣を自分自身に巡らす＝幸せに向かうパワフルな人生」を得るコツであり、そういう方達はそこにいるだけで、自動的に周りの人に良い氣を伝染させる事ができる存在にも成る事ができる♪

…というお話しでございました♫

☆_(_☆_)_☆