- 宮崎 隆子
- 結街 代表
- 茨城県
- 日本産精油スペシャリスト
対象:イベント・地域活性
- 宮崎 隆子
- (日本産精油スペシャリスト)
- 宮崎 隆子
- (日本産精油スペシャリスト)
本日は菩提寺の春彼岸の法要に参詣してきました。
住職の講話は、結城秀康公の息女松姫様のために建立されたお寺なので、
歴史のお話が多く楽しみにしているのですが、
今日は、ご住職がふと見かけられた短歌のご紹介でした。
『道』
桜散る
梅はこぼれる
椿落つ
牡丹くずれる
人はゆくなり
花の終わりを表現した言葉だそうです。
花を読むときは「人はゆくなり」ではなく、
菊は舞うなりを使うのではないかと思いますが、
仏教的な表現ですと「人はゆくなり」になるのでしょう。
そして、ご住職はこの「ゆくなり」を
「逝くなり」ではなく「往くなり」とすべきとお話されました。
まさに人は「往生の道」を歩むべきとのお考えです。
そして、
「死」の字は、
「一」の下に「タ」と「ヒ」を書くことから
「一人きり旅(ダビ)に出ると言われているそうです。
これが荼毘に付すの語源なのでしょうね。
しかし「往生の道」は違うと説きます。
「往生の道」は阿弥陀様や先立たれた方々が迎えにきて
寄り添い一緒に歩む道なのだそうです。
できるだけ、ひとり旅にならないよう心がけて生きていきたいものです。
2019年春彼岸に寄せて。
via YUIMACHI
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