
- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
アメリカ大統領であるトランプ氏に対する冷静な観方が書かれている記事を見つけました♫
ここには私の見解と同じものが語られているので、転載させて頂きます。
☆_(_☆_)_☆
アメリカ大統領は「チェス」の王様ではなく、トランプも一つの「囲碁」の駒に過ぎない。
2017-01-20
トランプの台頭は、アメリカという〝場面〟で展開される〝エスタブリッシュ〟と〝マルチチュード〟の囲碁戦である。
トランプは答えの出ないところで強さを発揮する。「自分にしか打てない」「打ちたい所に打つ」を信条とし、あらゆる〝場面〟を自在に打ち分け、自分が最善と思った手は愚形や悪形であっても常識に囚われずに打つ。勝負手を発見すると時間を惜しみなく使い切る。
「チェス」の駒は、その役割に応じてコードに沿った動きをするが、これに対して「囲碁」の駒には戦線もコードもなく、戦略如何によって、いかなる地点にも出現しうる。「囲碁」の駒は、突然現れパラダイム・シフトを呼び起こすのである。
現在の〝場面〟において最も必要なのは、状況を劇的に変化させる「捨て石」である。「捨て石」とは、後々の局面で自らの形勢を有利にするため、わざと相手に取らせるように打つ石のこと。さしあたって効果がなく無駄なように見えるが、将来役に立つことを予想して行う行為のことである。
多くの議の発想は、昔の国家間戦争のドグマから抜け出すことができない。今、国家による「チェス」の話をすること自体、もともと出発点でずれている。
「囲碁」の場合、駒(碁石)は白と黒によって敵と味方を区別されるにすぎない。駒たちはすべて無名で、特性がなく全て平等である。
これに対して「チェス」の駒は、序列化された階層構造の中で明確に役割を与えられている。その機能を変化させることはなく、最終目標のために任務を遂行する。
「チェス」の駒は、その役割に応じてコードに沿った動きをするが、これに対して「囲碁」の駒には戦線もコードもなく、戦略如何によって、いかなる地点にも出現しうる。
「囲碁」の駒は、突然現れる。突発的な権力行使によって、状況を劇的に変化させることが出来る。
「チェス」が国家運営のゲームであるとすれば、「囲碁」は戦争機械を運営するテロリズムに対するゲームであると言えるだろう。「チェス」は単一の中心=王様をもつが、「囲碁」は単一の中心をもたない。
人間てさぁ、皆自分の立場から「自分がこう見たい」「こういうものしか信じない」という、自分に取って都合の良いものの見方と理解しかしないという悪癖があるみたいだね~。
な~~~んて思われているのかも!(笑)
(^^;(^^;;(^^;;;
表に出ている自分の周りの限られた情報だけを頼りに、感情的に判断し一喜一憂する事は"本当の影の支配者層"に取って正に"思うツボ!(笑)
彼らに踊らされる事なく、この世の真実をお互い冷静にしっかりと見極めて参りましょう!
(^^✿
このコラムの執筆専門家

- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年