本能タイプで、パートナーさがし！〈31〉自己保存のタイプ5

by Don

「自己保存のタイプ5」


生涯のテーマが「孤立」。
孤立との闘いの人生かも。

写真はフランツ・カフカの肖像。
チェコのドイツ語作家です。

ある朝、主人公が目覚めると、
巨大な毒虫に変身していた、
という描写で始まる
『変身』が有名ですね。

不条理文学の傑作と評価されています。


カフカには『城』という傑作もあるのですが、
自己保存のタイプ5の愛称は、
この『城』からイメージが借りられています。

食糧、睡眠、お金、人との係わり、
すべてを最小限にしようとします。

多くを必要としないで生きられるので、
他人を必要としないで済むからです。

そのぶんエネルギーのすべてを懸けて、
「城」の中に貯えるわけです。
知的好奇心を満たすものなら、何でも。

最小限の物と、膨大な知識を。
そこにプライドを持っています。
（門を閉じていても、「城」の中でなら生きられる！）


そういう人生を志向する人たちは、
案外、あなたの周りにもいるんですよね。

研究者タイプですが、
公務員や、公の施設の事務職に
就いている方が多いようです。


（恐らく）全タイプの中で、
もっともプライバシーを必要とするかも。

様ざまな領域で自立し、
人間関係をシンプルにしておくのを好みます。

深い感情を持っているのに、
表現するのは苦手です。


◎あなたがこのタイプなら：
（あるいはパートナー候補が）

このタイプの男性の多くは、
婚活に苦労します（キッパリ！）。

女性なら、結婚願望がないか、
初めからあきらめています。

自活できる能力があるうちなら、
「好んで結婚なんか望まない」タイプ。

もっともカウンセラー泣かせな人たち。(笑)

仮に結婚しても、
一人の時間を確保し、独りでいたがります。

流行り廃りなどの、世間の風潮から
距離をとりたがります。


◎1ポイント・アドバイス：

「人間は変わる可能性がある」と
覚えておいてください。

「子ども嫌い」を公言していた方が、
愛情深い母親になっていらしたり、

「人間嫌い」を公言していた方が、
愛妻家に変身していらしたり。

頭デッカチなので、
「自分はこういう人間」という
信念価値レベルに捕らわれるあまり、

自縄自縛な人が多いのも、
このタイプの特徴です。


◎不健全になると：
一切のつながりを断つかも（家族も含めて）。



自分には、生まれつき、
苦手な異性と係わるエネルギーも、
スキルも不足している、
思い込んでいませんか？

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