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マーチン先生、こんばんは。
結婚相談所で出会った彼のことで、相談を宜しくお願いします。
彼はお見合いのときに、内容は覚えていても番組名や書名を覚えられないという話をしていました。でも優しい人だし些細なことだと思って交際することにしました。
でも、実際に交際が始まると覚えてもらえないことで落ち込んでしまいます。例えば、デートで私がお手洗いに行っている間にドリンクを買ってくれてました。それは嬉しいのですが、「カフェオレ派だったよね」と私が苦手なカフェオレを差し出されて微妙な気持ちになってしまった、などです。
私の誕生日には、旅行土産を自分で包装してプレゼントしてくれました。「坂本龍馬好きですよね。ぜひ使って欲しくて」と龍馬グッズをもらったのですが私は龍馬好きじゃないので「それ、誰のことなんだろう」と思ってしまいました。他にも、
「この間、○○について熱く語ってくれましたよね。
あれ面白かったのでまた話してください」
と言われたのですが、私は○○好きじゃないし、やっぱり別の人だと思います。
（私の相談所は複数交際OKです）
ただ、初デートの帰りに巨大ぬいぐるみをプレゼントしてくれたりと、気遣ってはくれるのです。でもやっぱり、覚えてもらえないことに落ち込んでしまいます。うまく自分のことを覚えてもらう、もしくは、気にしないで付き合うには、どうしたらいいのでしょうか。
アドバイス頂ければと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
かやちゃん
こんにちは、マーチンです。
ご相談拝見いたしました。
このお話は、ちょっと僕自身、心当たりがあります。
結論から申し上げますと、彼はご病気ではないか……と感じました。
あくまで僕の経験としてお話するのですが、僕は以前「てんかん」の持病を持った女性と付き合ったことがあるのです。「非常に軽いてんかん」だったため交際する前は何も違和感を感じなかったのですが、交際をしていく中で「普通とは違う」と感じました。そして、ネットや本で「どういう症状なのか」を調べました。
「てんかん」と聞いて普通に思うのは、発作が起きて体が硬直して気を失ってしまう話です。こういった症状は重度の話（大発作といいます）になり、軽度の症状ですと、次のような症状が見られます。
・普通に会話をしている中で、数秒間の記憶が飛ぶ。
このときに話したことが、ぽっかり記憶にないのです。
（はたから見ていてもわかります。ぼーっとして上の空みたいになります）
・覚えられることと、覚えられないことがある。
例えば、料理の仕方は覚えられるのに、仕事は何度教えても覚えられない。
・「頭の中で考える、ためておく」ということが苦手である。
例えば、友達から恋愛相談を受けたとします。そのときに聞いた内容を覚え
きれないのです。結果、何度も同じことを確認するように聞くことが増えます。
※あくまで僕が経験したお話です。全ての方が同じだという話ではありません。
今回のお話は、特に１つめと、２つめの話が、そのまま該当するように思います。お話の印象から、たぶん間違いないのでは……と感じました。あと、「他の人と間違えているのでは？」という話も、そうだと思います。
僕のお話で説明できるのは「覚えられない、理解できない」という話であり、一度も話したことがない話について、間違われることはないのです。つまり、かやちゃんが好きではない坂本龍馬の話は、まず間違いなく話題に上ったことすらないと思います。それと勘違いをしているということは、その話をした女性がいたということなのです。（もしかしたら、男性と話したのかもしれませんが）
また、もう少し突っ込んで話しますと、もうひとりの女性をＡさんとするなら、かやちゃんと、Ａさんのこと全般がごっちゃになっている可能性があります。例えば、住んでいる所、兄弟のこと、勤務先、年齢、誕生日、などです。
> うまく自分のことを覚えてもらう、もしくは、
> 気にしないで付き合うには、どうしたらいいのでしょうか。
お付き合いを続けるならば、まずは、こういった事情が考えられることを受け入れることが大事だと思います。また、次回、何かを間違われたときに思い切って「あのね、もしかして持病とかある？」と聞いてみましょう。
→タイミングを見計らって話をしよう、ということです。
認めてくれたら、それでよし。認めてくれないなら、「実はこんな話を聞いて……（略）。症状が良く似ていたから、そうなのかと思ったんだ」と伝えてみたらよいと思います。
「結婚紹介所での出会い」なのですから、そのまま進めば結婚になりますよね。そう考えたとき、この話は結婚まで保留にしておいて良い話ではないと思います。だから、キチンと話をしてクリアにしておきましょう。
その上で、「ちゃんと覚えてもらうために」という提案として、小さなノートを渡してあげたらいいと思います。僕がお付き合いした女性は「自分が覚えられないこと」を自覚していましたので、小さなノートを常に持ち歩いて、聞いた話をメモしていました。これと同じことを、これからはしてもらったらいいと思います。
→ノートの話は、彼が病気であろうがなかろうが、改善案としては同じですのでお勧めします。
…………。
彼とのこと、頑張るべきかやめるべきか……人それぞれの判断だと思います。僕のときは、彼女の性格が豹変してしまい、僕がフラれる形で終わりました。そして、その豹変は病気が原因でしたので、僕はおやめになることをお勧めしたくなります。（これは、あくまで僕の私的な意見です）
彼がご病気かどうか現段階ではわかりませんが、てんかんであるなら好きな人と一緒になることで、発作や症状が出なくなる人も多数いらっしゃるそうです。頑張る道を選ばれるなら、そういう希望を見て頑張っていきましょう！
この度は、ご相談頂きありがとうございました。
2014/02/04 wrote
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このコラムの執筆専門家
- マーチン
- （東京都 / 恋愛アドバイザー）
- 恋愛クリエイション 恋愛カウンセラー、作家
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