
- 伊東 なおみ
- ILSランゲージスクール 英語講師および日本語教師
- 東京都
- 英語講師および日本語教師
Hello everyone!
さて、今日は「ドラマで英語」の第15回目になります。スクリプトを利用して様々な英語表現を学んで行きたいと思います。
利用するドラマこちら:
『フレンズ』です
アメリカで1994~2004年まで放映された人気ドラマ。
New Yorkで暮らす個性的で愛すべき男女6人がおりなす日常を描いたコメディです。
Season1から、毎回少しずつピックアップして表現を覚えて行きたいと思います。
(登場人物や詳細を知りたい方はwikipediaからご参照下さい)
前回は、ロスが高校時代に大好きだったレイチェルをデートに誘うシーンでした。
前回のあらすじはこちらから→"Would it be okay if I asked you out?"
今日は場所が変わり、古生物学者であるロスが、博物館で同僚と展示物であるマネキンを扱っているシーンからのひとコマです。
Ross: (中略)... doesn't she seem a little angry?
Marsha: Well, she has issues.
Ross: Does she.
ロス:彼女(扱っているマネキン人形のこと)、ちょっと怒っているように見えない?
マーシャ:だってケンカ中だしね。
ロス:そうなんだ。
マネキンを実生活の男女に例える面白いシーンですね。
"Issue"は「問題点」、「論争点」などの意味があります。今日のひとコマには記載できませんでしたが、ここでは「(夫と話し合わなければならないたくさんの)問題点を抱えている」、つまり「ケンカ中」ということになります。"problem"と同じような意味になります。
例)
We have a lot of issues.(私たちはたくさんの問題を抱えている)
She has jealousy issues.(彼女には嫉妬心に関する問題がある)
その次の"Does she."の使い方ですが、もし"Does she?"と"?"が付いて上がり調子ならば、「そうなの?」と疑問を持った受け答えになりますが、ここでは"?"がついていないので、「そうなんだ」と同調するような受け答えになっています。
これらは相づち表現としても、とても役に立ちます。相手の話したフレーズの主語と時制によって相づちの形が変わります。
例)
A: They had a lot of issues.(彼らにはたくさんの問題があったんだ)
B: Did they?(そうだったの?)
A: He will get married next month.(彼、来月に結婚するんだって)
B: Will he!(そうなんだ!)
OK! That's all for today!
See you next time! Hope you all have a great weekend!
スクリプトはこちらのものを参考にさせていただいています:
http://www.livesinabox.com/friends/scripts.shtml
スクールのサイトはこちらからご覧頂けます:ILSランゲージスクール