宇多田ヒカルさんの秘密は「砂漠フェチ」

先ごろ、南イタリア出身男性との再婚話が話題となった宇多田ヒカルさん（31歳）。
ただ今歌手活動は一時休止、“人間活動中”とはいえ、人気者であることは変わらないようです。

根が陽気なタイプ7が、イタリア男に嫁ぐというのはでき過ぎな気もしますが、やはり相性がよいのかも?!
水が合うのかもしれません。

宇多田ヒカルさんは、タイプ7と私たちは推定しています。

タイプ7の特徴は　→こちら
前回は　→こちら


「母がアーティスト肌」で、子供のころは、毎日が予測のつかないことだらけだったと述べています。
（23歳。NHK「トップランナー」に出演）
この「アーティスト肌」とは、気が変わりやすい、あるいは、気難しいのニュアンスでしょうか。
日本とアメリカを行ったり来たりの生活に、結婚と離婚を繰り返す両親に振り回されたようです。

学校では、目立たないほうで、「いつも飄々として動じない子供」と評価されていたとか。
アメリカ文化の中では、異邦人として見られ、日本ではアメリカナイズされた子供。
いつも“外の人”としての疎外感を抱いていたようです。
しだいに一人遊びの好きな、読書好きの子供に育っていきます。
この時に培われた文学センスが、楽曲にインスピレーションを与え、歌詞作りに活かされています。


7歳のころの楽しかった想い出も。
自宅で「宇多田光ショー」を開催し、招待券も作り、リハーサルから親に手伝わさせ、歌あり、朗読ありのショーだったとか。
音楽イベントになると、学校でも、仕切り屋さんだったそうです。
母親の興業に付き添った体験の、見様見まねだったと回想しています。
宇多田さんには、その実人生も含めて、母親の模倣と、欲求不満を抱きつつ、不在の母の影を追い、探している。
そんなイメージが付きまといます。


デビューし立てのギャップを語る、意外な一面も。
「いま、なにをしてるんだろうとか、ほんとはどんな人なんだろうとか。興味をもたれるのが嫌いだった」
「なんていうことをしてしまったのだろう」とプロデビューを悔やんだことも。

しかし、ここからがタイプ7的、本領発揮。
「失ったものが多いとは考えない」
「冷静に泳いでいれば、そのうち陸に上がれるだろうと思って、慣れてきた」

面白いのが、砂漠フェチだ、と告白。
「限られたパターンの幾何学模様が、秩序立っていて、光と影の陰影だけでできている光景」が好き。
「常にサラサラ動いて、移動している」のがお気に入りだそう。


海外放浪は、慣習が嫌いで、変化と非日常的なものを衝動的に求めるタイプ7の性向と、
またイタリア男性とのロマンスは、冒険と高貴なものへの浪漫的な愛好と、
関係があるのかも。

タイプ7は、集団の中でも、一人でも、どんなシチュエーションの中でも、「いい気分でいたい」命な人たち。

タイプ4は、感情表現が強く、罪責感が強いタイプ。
必要以上に苦しみ、愛情を求めるメランコリックな人たち。

本来のタイプ7の人たちに欠けているピースを、母親との共生の中で、埋め合わせたのか。

そこに宇多田ヒカルさんが愛され、支持される人気の秘密が隠されている、
そんな気がしています。
こころの中の母を静かに追悼するには、イタリアは最適な場所かも。


タイプ4の特徴は　→こちら
藤圭子編　
藤圭子編（続）



【このブログの意図】
・リアルラブがエニアグラムを伝えている目的は、一人ひとりが本来の自分らしさを発見するためです。
・エニアグラムは、持って生まれた性格を受けいれやすくし、性格のちがいを超えて互いに理解し合いやすくなります。
・タレントや有名人を通して共感し合い、自分と他者の性格に興味をもってもらえたら嬉しいです。
・自分の性格タイプは、一人で本を読んでもわかりません。カウンセリングがより効果的です。
→ワークショップも行っています。ぜひ、ご一緒しませんか？　 _________________________________________________________________________
◎婚活に悩んだら、まず私共に声をおかけくださいネ！
【結婚相談所＆婚活コンサルのリアルラブ】