- 石崎 公子
- travessia 代表
- 東京都
- ヒキダシスト/Comunication Specialist
対象:葬儀・お墓
- 想いのお墓コーディネーター 酒井イクオ
- (エクステリアコーディネーター)
- 石崎 公子
- (ヒキダシスト/Comunication Specialist)
引き続き海洋散骨体験について。
ご遺骨の入った紙の袋をちぎって、少しづつ粉を海にまいて行きます。
この袋は、あっという間に水に溶ける紙でできているので、
袋を切らずに、袋のまま海にまいて散骨してもいいそうですが、
それだとあっという間に終わってしまう気がして、私は袋をちぎってゆっくりまきました。
ご遺骨の後、花びらや小さなお花を海に投げます。
実際に海洋散骨する人というのは、
海に思い入れや所縁(ゆかり)のある人はもちろんのこと、
お墓の問題を抱える人(お墓の継承者がいない、お墓が見つからない、買えない等)や、
人は自然に還る(=土に還る)という考え方を形にしたい人、
子どもがいない人などが多いそうです。
私自身は、正直なところを言うと、
海洋散骨など考えたこともありませんでした。
特別な人のためのもの、というイメージがあり、
一般の人のためのものとは思わなかったのです。
また、高額なものと思い込んでいたので、
一般の人には高嶺の花だと思っていました。
けれども、現実は、お金がかからないから散骨を選ぶという人もいるそうで、
イメージと現実は、大きく違いました。
どんな人でも、選択肢の一つとして考えられる形だと思いました。
実際に体験してみて、
あらかじめお骨を粉にすること、
散骨の時に舞ってしまう(海ではなく自分にかかってしまう)ことがあること、
などは、初めて知ったことでもありました。
やや生々しい話ではありますが、
そういうことはなかなか知ることもないし、知らないとなんとなく気がかりなものです。
今回は体験ということもあるのでしょうが、
東京湾から望む東京タワーやビル群を眺めるだけでなく、
羽田空港から飛び立つ飛行機を真下から見る絶景ポイントで写真を撮ったり、
お台場でカモメにエサを与えながら遊んだりと、お楽しみも満載。
このような散骨は、故人の思い出と共に、
きっと忘れられない日になるだろうことを思いました。
全体を通して・・・・(次回に続く)
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