佐々木 保幸(税理士)- コラム「海外ETF」 - 専門家プロファイル

佐々木 保幸
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佐々木 保幸

ササキ ヤスユキ
( 京都府 / 税理士 )
税理士法人 洛 代表
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海外ETF

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2008-03-17 00:00
海外ETF(上場投資信託)は、海外市場に上場している株価指数や商品価格などに連動した投資信託。海外の株式にも分散投資したり、さらに今後の成長が見込まれる新興国市場に長期的な投資をしたい方には取り扱いやすい商品でしょう。
国内で売買できるETFの銘柄には、米国や中国、インド、ブラジルなど、特定の国の株価指数に連動するものだけでなく、欧州株全体、先進国の株式全体、新興国の株式全体に連動するものがあります。その他にも、特定の業種を対象とした指数や、国際的な商品指数に連動したものもあります。

ETFの信託報酬は1%未満のものが多く、一般的に運用コストは割安といえます。
ですが、外国証券取引口座の開設も必要で、口座管理料のかかることも。
売買の際の売買手数料も証券会社によって異なりますし、為替手数料の負担も生じます。信託報酬は割安でも売買コストは一般の投信より高くなる場合もあることも頭に入れておくことが大切です。

連動の対象とする指数がはっきりしているため、値動きの理由が比較的わかりやすく、国際的な分散投資も手軽にできるのもメリットでしょう。

海外ETFは海外株式の個別銘柄への投資と同じ扱いで、取引ができるのは大手の証券会社や一部のネット証券に限られ扱う銘柄もまちまちです。

為替リスクも重要なポイント。購入価格と売却価格は円相場に左右されるため、連動対象の指数が上昇しても円ベースの利益は目減りすることもあります。
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