小川 真也(しつけインストラクター)- コラム「犬を叱ること」 - 専門家プロファイル

小川 真也
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小川 真也

オガワ シンヤ
( 東京都 / しつけインストラクター )
ワタナベ・ドッグ・トレーニング 
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犬を叱ること

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訓練とは 2007-03-20 00:00
犬を叱ることは嫌なものです。しかし、どうしても必要な事でもあります。
(叱るとは「いけない」「だめ」等の号令や「無視」のことで、力任せに感情むき出しで「怒る」ことではありません。)

「叱ったら嫌われるんじゃないか?」
確かに、間違った叱り方をしたり、愛情不足等の問題があれば、場合によっては嫌われたり信頼関係が崩れる可能性はあります。しかし、その犬に適した叱り方なら、決して嫌われたり信頼関係が崩れる事はありません。

「ウチの犬は叱ってもわからない」
そんな事はありません。理解できていないだけです。

犬は言語理解能力の高い動物と言われています。
ここで言う言語とは「意味が理解された慣習的な合図や身振り、音を使って、意思や感情を伝える手段」の事です。

例えば、「オスワリ」を教えるときには、「オスワリ」と言う「音」を使って、犬が座った時にエサを与えたり褒めたりする事で覚えます。これは(エサを貰える、あるいは褒めてもらえる等の)良い事があった数秒前の行動が、望まれている行動なんだと理解するからに他ありません。つまり、過去を記憶し、「音」を理解して、未来を予測することができるからこそ「覚える」ことが出来る訳です。

「叱る」ことも同じです。この場合「感情」を伝えると言うことになりますが、叱られると言う嫌な事があった数秒前の行動が、望まれていない行動なんだと理解させる事ができます。
母犬も仔犬をしっかり叱るんですから、分からないはずはありません。

とは言え、「叱る」ことは最終手段で、必要最小限に済むことが一番ですが。

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