岩間 隆司(建築家)- コラム「基礎工事の設計監理」 - 専門家プロファイル

岩間 隆司
スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅

岩間 隆司

イワマ タカシ
( 東京都 / 建築家 )
株式会社ソキウス 代表取締役
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基礎工事の設計監理

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2017-02-17 11:10

昨年末に地鎮祭を終えていた 工事進行中計画 HD5-Project
年が明けてからの工事経過を パラパラマンガ風にまとめてみます。
根伐(ねぎり) 基礎工事のため、土を掘り起こすことですね。
建物の位置や高さ関係を示すスミやレベルは、周囲の木枠に逃がして
マーキングしてありますので、そこを頼りに根伐ます。
砕石を敷きます。
この砕石。なぜ必要かといえば、捨てコンクリートが割れないように
するためです。設備配管のため、段差があるがわかりましょうか。
捨てコンクリート打設の前に 防湿シートを敷きます。湿気対策です。
この捨てコン。なぜ必要かと言いますと、スミを落とし込むためです。
捨てコンは スミ出しのためだけのもの。だから薄いのです。5センチ。
捨てコンに スミを出していきます。
建物の位置がはっきりしていきます。
基礎鉄筋の配筋は完了し、耐圧盤の部分はコンクリート打設も完了。
基礎の立上り部分の型枠作業に入っていきます。
立上り部分のコンクリート打設も完了し、型枠をはずしていきます。
基礎の型枠は、通常の木造基礎用で鋼板のものを使いました。
この計画は構造上、基礎の立上り部分が高いので コンクリート打放し
と同様にパネコートを使いたかったのですが、予算に合いませんでした。
残念。お金のかからない部分の精度で、頑張りましょう。
コンクリが黒ずんでいるのは、打設後あまり日が経っていないため。
時間が経ち、硬化していくにつれ、色は白くなっていきます。
基礎の上に土台を敷いていきます。
いよいよ 木造の大工さん達の出番です。
来週は、上棟へ。


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