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12-職人気質よ何処
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狭小住宅監理日誌-西東京
2005-12-07 11:00
地下階コンクリート打設をまえに、床(スラブ)部分の配筋チェック。
耐圧版・壁の配筋から、鉄筋工の腕前はイケてるな と思いきや、今回はひどい。
わたしも、構造担当のdos・山田さん
の顔もくもりました。
スラブ のメンバー(鉄筋やそのピッチ)はよいでしょう。図面とおり。
ただ、スラブと壁の接合がだめ。アンカーされてない。
職人のだれかが わずらわしいんで 鉄筋のアンカー部分、きっちまったのでしょう。
おまけに、無筋の部分もあり。
処方箋は L型にきった アンカー筋 設置です。
ひとしきり 検査がおわると ここのところ いたしかたありません。
現場のにんなと 例の 『構造計算書偽造問題』の 話題です。
なぜ 現場で鉄筋工 はなにもいわなかったのかな…
鉄筋工は、数量のひろいなどもふくめ きわめて“経験値”に明るい業種です。
現場の鉄筋の数量が少ないことは、一目瞭然なはず。
いえなかったんでしょうね…
これも、悲しいかな 想像にかたくないところ。
建築の現場とは、受注者・発注者の関係から、上下関係が明確になってしまう。
そこを おしてでも 意見をするのが
まさに “職人気質” とういもんじゃ ないんでしょうかねえ。
わたしは 現場で意見する 職人さん
Welcome ですよ。
Y-Project
2005.12.03
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