稲垣 史朗
イナガキ シロウグループ
リフォームにおける概算は・・・と言うむつかしい質問は?
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おはようございます。
パウダーイエローの稲垣史朗です。
今日は、皆さんもリフォームをするときには、よく質問される
「おおよそ坪単価はいくらくらいかかるの?」 とか 「大体で良いからどの程度掛かるの?」
リフォームを行う側からすれば、もっとも答えにくい質問って、ご存知でしたか?
お客様の気持ちは痛いほどよくわかりますが~こんなやり取りからでも、リフォームのクレームは起こり得ます。
人間の心理とは、多くの人は1度聞いた価格が「頭にこびりつく習性」を持っています。
その金額より高めに出た実行予算は~なんか腑に落ちない心理になるものです。
私のお客様にも数々の方達が、一応に聞かれる方が多くおられました!
そんな時は、丁寧にご説明を差し上げることにして、決して概算的なお話を直ぐにお話することは、ご遠慮しています。
特に、現場を実測しない状況や、リフォームのご希望だけではなおさらのことです。
よくあるのが、間取りの図面をお持ちになり・・・ここはこんな感じで、この場所はこんな風にして、とお話を言われることがありますが、
図面の上では、現場の状況が何も分からず、特に家としての築年数による経年変化は、 全てに住宅によって相違があります。
気候風土、立地条件、日当たりや湿気などは、特に家の経年変化に重要な意味合いを含んでいますから。
一番リフォームで厄介なことは、残す部分とリフォームをするところの兼ね合いにあります。
特に防水関係や配管関係をが工事の対象になる場合には、特に神経を使う工事となります。
最初から設備の配管を全て交換できればまだしも、古い部分と新しい部分の接合では、
工事完了後に水漏れが生じた場合には、工事に関係するのか、古い配管部分の経年変化による損傷が原因であるのか?
を判断するのに時間と経費を要する場合もあり得ます。
また、皆さんは「合い見積もり」を少なくても2~3社より依頼をされるようですが、
本来、工事内容のチェックをどこまで理解をされているのかは、甚だ疑問を感じます。
別に悪いことではありませんが、内容のチェックが出来ればの話です・・・!
私達プロが見ても、他社の見積もり内容と工事範疇の内容を理解することは、非常に難しいことと思います。
一般的には、トータル金額が安いか高いか・・・の判断で見ておられることが多いように思います。
本当に大事なことは、お願いしようと思うリフォーム会社を、「信頼」 出来するか、しないかです。(勿論あなた自身が!)
リフォームを相談されるときには、くれぐれも以上のポイントに気お付けて下さい。
詳しくは、下記よりご覧下さい。
URL : http://www.powderyellow.com
Eーmail : post@powderyellow.com
tel 0467-88-1981 fax 0467-88-1983
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