松井 千恵美
マツイ チエミいまさら聞けない大人のマナー 日本の伝統行事 お雛様の飾り方 男雛は右?左?
-
こんにちは。
桜ことスクールの松井千恵美です。
お雛様を飾るとき男雛は右?左?
よく、関東と京都では飾り方が逆と言われてますが、昔は同じでした。
昔の飾り方は男雛が左(向かって右)、女雛が右(向かって左)
これは、日本の伝統礼法の一つに「左上右下(さじょううげ)」があります。
左(向って右)が上位、右(向って左)が下位とするしきたりです。
これに対し西洋のマナー・プロトコール(外交儀礼)では「右上位」で、
右(向って左)が上位、左(向って右)が下位とし日本と真逆です。
お雛様の飾り方は、昔は男雛は左(向って右)、女雛は右(向って左)。
それが皇室が明治時代に国際儀礼を取り入れ、公式行事で天皇陛下が
右(向って左)、皇后陛下が左(向って右)に立たれたことから、
両陛下の並び方を範として男雛を右側、女雛を左に飾るようになったのです。
関東でよく見る飾り方ですね。
京都では今でも伝統礼法に基づいて、
男雛を左(向って右)、女雛を右(向って左)に飾っております。
雛人形の飾り方に「関東式」や「関西式」があると言うより
古来の日本文化の「左上右下」だったのが、途中で変わったと言うことですね。
「マナー&メイク&立ち居振る舞い 」のコラム
お茶とお菓子をいただく時のマナー(2020/04/19 08:04)
自粛要請の間に輝く!(2020/04/15 08:04)
食べ方にその人の全てが表れる(2020/04/13 07:04)
自由になるマナー(2020/04/10 23:04)
実践テーブルマナーインストラクター達が活躍してます!(2020/01/24 07:01)