吉武 利恵(人の印象の専門家)- コラム「敷居の注意点」 - 専門家プロファイル

吉武 利恵
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント

吉武 利恵

ヨシタケ リエ
( 東京都 / 人の印象の専門家 )
リリア株式会社 代表取締役
Q&A回答への評価:
5.0/6件
サービス:0件
Q&A:9件
コラム:282件
写真:10件
お気軽にお問い合わせください
※ご質問・相談はもちろん、見積もりや具体的な仕事依頼まで、お気軽にお問い合わせください。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

敷居の注意点

- good

所作・立ち居振る舞い 2014-07-28 11:00

イメージ・コンサルティングに洋装・和装の着物、礼法など、日本文化に関する内容を盛り込んで参ります。

日本人に合わせたセルフ・ブランディング術をご紹介します。

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

   日本人のためのハッピー☆イメージ・マネジメント! Vol.51

 

   今回のテーマ「 敷居の注意点 」

 

                             日本文化・着物礼法研究家 吉武利恵

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

日本人だからこそ、最低限の和室の振舞いは身に付けたいものです。

今回は和室に入る際に知っておくと良い「敷居の注意点」をご紹介してまいります。

 

敷居とは、襖や障子のレールのこと。

日本家屋にとって重要な部分でもあります。

 

もし、敷居が歪んでしまったら・・・、

襖や障子は上手くはまりませんし、開け閉めできなくなるかもしれません。

 

注意点は、敷居を踏まないということです。

人間の体重が加わると、不具合が起こるリスクを高めてしまうからです。

 

前回までのコラムで、座った襖の開閉は跪座で行うとご紹介しました。

 

襖を開けた後に、敷居を越えて部屋の中に入るのですが、

敷居を越える時は、座ったままで越えるのか? 立って越えるのか?どちらだと思いますか?

 

答えは、立って越えます。

 

では、座った襖の開閉のおさらいをしましょう。

 

部屋の中に人がいるときは、襖の前に座り、中の人に、ひと声かけます。

  ↓

跪座の状態で襖を開けて、中の相手に会釈します。

  ↓

立ち上がり、敷居をまたいで部屋の中に入ります。

  ↓

上座の相手にお尻を向けない方向に180度回転して、跪座で襖を閉めます。

  ↓

さらにより丁寧に行うなら、跪座の状態で、180度回転して、相手に座礼をしましょう。

 

和室での振る舞いの礼儀作法は、武士文化で発展したものです。

ビジネスで活躍される男性にこそ、身に着けていただきたいスキルです。

 

最近では、洋室文化が浸透していますので、和室だからといって、座って襖の開閉をするほど、時間的にゆとりがない場合もありますよね。

 

次回は、「立った状態での襖の開閉方法」をご紹介します。

 

 

・男性が跪座で襖を開閉していたら、どんな印象を持ちますか?

カテゴリ 「所作・立ち居振る舞い」のコラム

お辞儀-座礼-(2014/09/06 11:09)

床の間の注意点(2014/08/18 11:08)

畳の注意点(2014/08/11 11:08)

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム写真