大平 和幸
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休眠特許の活用と特許流通事業
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一昨年、特許流通事業が事業仕訳の関係で廃止され、昨年から知財プロデューサー事業というのが新たに始まりました。
一部の特許流通アドバイザーが知財プロデューサーになりましたが、あまりうまく行かなかったところもあるようです。
それはともかく、現在のように大企業が赤字になってくると、最初に切られるのが接待費と研究費と言われます。
研究費が切られれば、当然特許出願件数も減ることになしますが、研究費が減る場合、知財予算も連動して減らされるのが普通と思われます。
しかし、知財部の予算のうち、一定程度は、それまでに出願した案件の維持・管理に必要なので、例えば、知財部予算が7割に減らされても、維持管理に必要な費用は変わらないので、結局新規出願が抑制されることになります。
リーマンショックでは、研究費も知財部予算も7割に削られたという企業もあり、そういう場合は、新規出願が半分になったという会社もあったと聞いてます。
そして、さらにここに来て薄型テレビで赤字企業が続出しているので、研究開発費や知財部予算が削られていると思われます。
そうなると、これまでに取得した特許についても見直して、売却、ライセンス、放棄等で新規出願の費用を捻出する必要があります。
一昨年まではそうした役割を特許流通アドバイザーが担っていましたが、今はそうしたことをやる専門家がいなくなりました。
私は特許流通アドバイザーを約3年間やり、その前は大学の知的財産本部で特許のライセンス交渉と契約をやっているので、特許流通の専門家でもあります。
なので、もし、不要な特許を売却したい、どこかの会社の特許をライセンス・インしたい、等のご要望があれば、私の方までご連絡下されば、私自身がライセンスや売却することもできるし、昔の知り合いの特許流通アドバイザーに依頼してライセンスすることも可能なので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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