向井 啓和(不動産業)- コラム「アパートマンション経営で問題児を入れない為に」 - 専門家プロファイル

向井 啓和
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ

向井 啓和

ムカイ ヒロカズ
( 東京都 / 不動産業 )
みなとアセットマネジメント株式会社 
Q&A回答への評価:
4.5/235件
サービス:0件
Q&A:439件
コラム:140件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
03-3442-2709
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

アパートマンション経営で問題児を入れない為に

- good

2008-11-25 09:00
先日の厚生次官等殺傷の事件の容疑者の小泉毅という人間の逮捕には驚きました。ペットが死んだことを逆恨みしての犯行という支離滅裂とその人の近所への嫌がらせなど。新聞報道によれば彼の住んでいたアパートの下の階の入居者に音がうるさい等のクレームを付け、逆に自分の部屋の音のうるささで入居者を追いだしてしまったそうです。賃貸募集契約をするにあたってその人に関して「変だな」と感じなかったかと思います。

極端に社会性がなく他人と軋轢を起こす人間を入居させてしまうとアパートマンション経営はリスクの高い物となってしまいます。今回のケースの様に他の入居者に迷惑を掛けたり、他の入居者を追いだしたり、というのは一部見受けられるでしょうが、最悪の場合直接的な危害を与えるという事も考えられます。賃貸募集やその管理をコストを抑える為に賃貸専門の不動産会社に任せずに、自主管理をされている大家さんも見受けられますがそういった場合に入居者のリスクを見破れない場合があります。

賃貸専門で行っている不動産管理会社は何千、何万戸の部屋を管理していますので多くの入居者やその募集者に会っています。そしてその中で問題を起こすタイプの人の理解やその問題を起こす人への対応に慣れています。入居者管理という事でシステマティックになされている場合が多いです。一方自分で何でも行う大家さんの場合には入居者をめぐる失敗の経験は少ないかもしれませんが、逆に「一人」の選別を間違うと他の入居者を追いだすクレーマーや滞納をする問題児を抱える事になってしまいます。また、直接的に家賃の取り立てを行うなどすると逆恨みをかったりし易いのも事実です。

弊社では、売買時において管理状態が良い入居率が高い物件の場合には現在の管理会社を基本的には継続する事をお勧めしております。もし入居率が低く問題があるがそれを改善すれば管理状態が良くなり入居率が上がるという場合には、弊社は賃貸管理専門で仕事を行っている会社をご紹介します。入居者管理というのは簡単に見えて非常に難しい仕事です。
入居率の高い物件多数あります。http://www.minato-am.com/
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム