藤井 雅子(心理カウンセラー)- コラム「今月の「働く女性のための相談室」は仕事に慣れて物足りなくなったら?」 - 専門家プロファイル

藤井 雅子
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フジイ マサコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
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今月の「働く女性のための相談室」は仕事に慣れて物足りなくなったら?

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2021-12-11 21:29

師走ですね 感染状況が落ち着いているので、お出かけされる方も増えているのではないでしょうか。私も先日のひとり旅の後、ずっとオンライン対応だった企業へ出向いたり、久しぶりの友人に会ったりしています。いずれも1年以上ぶりですが、やはりリアルはいいですね。

 

さて、毎月10日頃発売の小さな雑誌PHPスペシャル、今月の特集は「いいことが続く『捨てる』習慣」。年末に向け、いろいろなことの整理に役立つテーマです。

 

私の連載「働く女性のための相談室」のお悩みは、入社して10年管理部門にいて、物足りなさを感じるようになったけれど、他にできることもないし、どうしたものかというもの。

 

10年も同じ部署にいれば、たいていのことには対応できるでしょうし、管理部門であれば、お悩みに書かれているように、よくも悪くも安定していて変化に乏しいでしょうから、刺激は少なくなりますよね。

 

実は、私が心理の世界に飛び込んだのもちょうど法律事務所勤めが10年くらいのときでした。

 

当時、私も今回の相談者の方と同じような状態で、すっかり仕事に慣れきって、5年目くらいから仕事は生活の糧を稼ぐためのものとして割り切って、その分プライベートを充実させようとひとりで国内外のビーチリゾートに行ったりしていたのですが、それでも満たされなくなって趣味として心理の勉強を始めたらおもしろくなって、仕事にしようと思い立ちあてもなく退職してしまったのでした。

 

おそらく、今回の相談者の方も、次のステップに進むタイミングなのだと思います。

 

それはかならずしも今の職場を変えるということではなく、その方にあった変化を採り入れられればいいのではないでしょうか。

 

変化はストレスなので、新しいチャレンジには勇気がいります。私のやり方は勇気というより無謀なので勧めませんが、今の仕事を続けながらでも小さな変化は起こせるはず。

 

ちょっとでもいいから何か動いてみましょう。そうすれば、何か得られます。小さな発見だったり、違う視点だったり、人との出会いだったり、新しい知識や世界が広がるかもしれません。

 

やみくもに動く必要はなく、少しでも興味をもったことに対して何かしらアクションを起こしてみる、そして、動いた自分をほめる、たとえ何も得られた感じがなくても動いた実績はできる、そんな自分を「ナイストライ」「ナイスチャレンジ」とほめることで自信を育てられます。

 

行きづまりを感じているときは、頭で考えるだけでなく、ちょっとでも動いてみるのがおススメです

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