藤井 雅子(心理カウンセラー)- コラム「今月の「働く女性のための相談室」はリーダーにならなきゃだめ?」 - 専門家プロファイル

藤井 雅子
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フジイ マサコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
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今月の「働く女性のための相談室」はリーダーにならなきゃだめ?

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2021-11-13 17:53

秋晴れのいいお天気が続いていますね

さて、今月の小さな雑誌『PHPスペシャル』、テーマは’心を満たす「ひとり」の時間’。

 

一人暮らしの方は、コロナ禍でひとりの時間を余儀なくされたかもしれませんが、それがどれほどストレスだったかは個人差がとても大きく、同居している人がいる場合は、ひとりの時間を確保することが難しくなって、それがストレスになることもあれば、かえって満たされたケースもあり、本当に人それぞれですね。

 

私は一人暮らしですが、初めは不安で心細かったものの、だんだん落ち着いてきて、もともと外交的ではないので自粛生活もまったく問題なく、感染状況の合間をぬって去年も今年も一人旅を続けています。

 

個人的には、自粛中もオンラインでクライアントの方々とお話しできていたことが、私にとっても救いになっていたように思います。本当にありがたいことです。(まさかIT音痴の私がこんなにZoomを使うようになるとは・・サバイバルのための適応ですね)

 

今回の「働く女性のための相談室」のお悩みは、自分はリーダーよりサポートするほうが好きで、リーダーになりたくないけれどそれはわがままなんじゃないかというものです。

 

新聞などでもときどき、日本女性は実際のリーダーも少なく、なりたいと思っている人も少ないというデータが出ています。

 

そうした記事を読むたび、私は「そりゃそうでしょうねー」と思います。日本のような古い男社会のなかで女性がリーダーをするのは簡単なことじゃありません。はっきり言って、男女問わず相当高い報酬をもらわなければ今の管理職の大変さは報われないと思います。だから、リーダーになりたいと思わない自分を卑下する必要はまったくありません。むしろ健全かもしれません。

 

たとえ高い報酬があったとしても、リーダー向きかサポート向きかなど、人にはそれぞれ適性があり、また、誰もが上を目指して成長しなければならないわけでもありません。仕事に何を求めるかは一人一人が決めればいいこと。まわりと足並みをそろえる必要などないのです。

 

自分の欲求や願望はわがままとは違います。リーダーにならなくても誰かに迷惑をかけるわけじゃなし、まず自分に適性のある仕事、その先は個人の好みでいいのではないでしょうか。大事なのはあなたがハッピーであること。無理せずマイペースでいきましょう

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