「やりたいのにできない」の矛盾に気づくとラクになる
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急に冷え込んできましたが、みなさまお変わりないでしょうか。
私は9月から週1でテニススクールに通い始め、体調がとてもよくなりました。久しぶりだったので慣れるまで時間はかかりましたが、元々好きだったことなので、今はだいぶ楽しめるようになりました
ところで、ご相談のなかでよく聞くフレーズに「やりたいことがたくさんあるのにぜんぜんできない」のようなものがあります。できない理由の大半は、時間がない、体力がない、お金がない。
でも、「やりたいのにできない」ってヘンだと思いませんか。
(ぜひ何がヘンか考えてみて)
人は、本当にやりたければ余裕がなくてもなんとか都合をつけてやるんです。
やらないということは、本気でやりたいわけじゃない、もしかしたら「やらなきゃいけないことだけどやりたくない」と思っているのではないでしょうか。
あなたはいかがですか。
実際問題、カウンセリングの場で、「やりたい」と「やらなきゃ」を混合している人は少なくありません。
この2つは似てるけど全然違います。「やりたいけどできない」のは、実は「やらなきゃと思ってるけど本当はやりたくない」であることではないかとぜひ自問自答してみてください。
やりたいけれど事情があってできないだけならその事情を改善する努力をするか保留にしておけばいいし、やりたくないことなら、どうしたらやらずに済むかを考えて実行するほうがはるかに健全で気持ちがいいです。特に、プライベートでどうしてもやらなきゃいけないことはとても少ないはずです。
「できない」ことはできないではなく「やりたくない」なのではないか、それは本当に「やらなければいけない」ことなのかどうか、どうぞよく考えて自分の願望や欲求と義務を区別するようにしましょう。
私は30代の頃、「やりたくないことはやらなくてもいいんだ」と知って人生が変わりました。
義務はストレスになります。だからこそできるだけ少なくして、もっと自由にのびのび生きましょう