藤井 雅子(心理カウンセラー)- コラム「クリスマスに自分を許してみては」 - 専門家プロファイル

藤井 雅子
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フジイ マサコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
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クリスマスに自分を許してみては

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2018-12-25 16:26

きょうはクリスマスですね。私は3連休、研修、仕事、仕事だったので、本日ようやく一息です。

 

きょうは、最近、偶然なぜか重なった話題でクリスマスにぴったりだと思うお話をします。

 

それは、「自分を許す」ということ。

 

カウンセリングに来られる方は真面目な方が多く、自分がミスをしてしまうとその落ちこみようが半端なく、人間失格くらいに感じてしまいがちです。思い当たる方、いらっしゃいませんか。

 

私も以前はそうだったので気持ちはわかるのですが、ミスをしたときに大事なのは、自分を強く責めて落ち込むことではなく、いかにフォローするかということです。

 

もちろん、ミスが発覚すれば誰でもショックを受けます。私も一時的には大きな衝撃を受けます。でも、今は以前と違い、衝撃をひきずらなくなりました。

 

ミスをしたということは、誰かに迷惑をかけたということ。だったら、落ちこんでいる場合ではなく、早く原状回復することが最優先なはず。落ちこむのはそのあとでいい。

 

ただ、どんなに落ちこんでもやったことがチャラになるわけではなく、ちょっと反省して再発予防に努めれば、それ以上エネルギーを消耗しても実はあまり意味はありません。

 

むしろ、迅速に適切に迷惑をかけた相手に対応できればそれでいいのでは。(私はよく「ナイスフォロー」と自分を励まし、人にも勧めています)

 

なぜなら、人は完ぺきではなく、誰でもミスをするものだからです。

 

つまり、完ぺきではない自分を許すということ。そうすれば、ミスをすることにそこまで脅える必要もなくなります。

 

相談に来られる方は、他人のミスは許せても自分のミスは許せないとよくおっしゃいます。でも、それって、自分だけは完ぺきでなければという非現実的な思いこみですよね。

 

大丈夫。完ぺきでなくても人はあなたを認めてくれます。どうぞ、クリスマスだからこそ、完ぺきでない自分を許して認めてあげてみては。

 

メリークリスマス

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